<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>ランナーたちの給水所</title>
	<atom:link href="https://runners-aidstation.com/feed/" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://runners-aidstation.com</link>
	<description>箱根駅伝＆実業団駅伝ランナーが書く！陸上競技思い出ブログ</description>
	<lastBuildDate>Sun, 31 Aug 2025 06:29:24 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=6.8.2</generator>
<site xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">224158221</site>	<item>
		<title>長距離ランナーの講習会で学んだこと</title>
		<link>https://runners-aidstation.com/memory-23/</link>
					<comments>https://runners-aidstation.com/memory-23/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[所長]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 31 Aug 2025 06:22:02 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[【思い出話】]]></category>
		<category><![CDATA[マラソン]]></category>
		<category><![CDATA[長距離ランナーの思い出]]></category>
		<category><![CDATA[陸上競技]]></category>
		<category><![CDATA[駅伝]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://runners-aidstation.com/?p=564</guid>

					<description><![CDATA[このブログは、箱根駅伝に出場し、実業団ランナーとなった私が、１５年以上の陸上人生を振り返る思い出ブログです。 今回の記事は、私が中学１年生の夏休みに初めて県内の合同合宿に参加した時のことを書いています ... <p>Copyright &copy; 2025 <a href="https://runners-aidstation.com">ランナーたちの給水所</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>このブログは、箱根駅伝に出場し、実業団ランナーとなった私が、１５年以上の陸上人生を振り返る思い出ブログです。</p>



<p>今回の記事は、私が中学１年生の夏休みに初めて県内の合同合宿に参加した時のことを書いています。</p>



<p>合宿では、練習の合間に長距離ランナーに必要な知識を教えてくれる講習会も開催されてました！</p>



<p>その時に学んだ事で印象に残っている事を書いています。</p>



<p>もう15年以上も前のことですが、その頃の講習会ではこんな事を教えてたんだ〜くらいに見てもらえたらと思います！</p>



<h2 class="wp-block-heading">練習の合間に講習会を開催！</h2>



<p>まずは舞台となる合同合宿について、朝練では8km、午後練では12km、1日で合計約20kmと中学1年生にはハードなガッツリ走り込みをしていました。</p>



<p>練習の合間の午前中は走らずに長距離ランナー向けの講習会の時間となっていました。</p>



<p>普段は学校の授業が嫌いな私ですが、この時は講習会と聞いてめっちゃ嬉しかったですね。</p>



<p>「話を聞かないといけない」よりも「走らなくていいんだ！」という嬉しさの方が勝っていたのです。</p>



<p>人生で初めて講習会が嬉しいと感じた瞬間でしたね…</p>



<h2 class="wp-block-heading">カロリーのお話～ゼロカロリーとカロリーオフの違い～</h2>



<p>それでは早速、長距離ランナーの講習会ではどんな事を教えてくれるのかと言うと、まずカロリーについてのお話でした。</p>



<p>やはり長距離ランナーは太っては走れないため、体重管理が必要です。</p>



<p>そのため、身の回りのカロリー表示について詳しく知りましょうと言うことで、、、</p>



<p>皆さんは、以下の言葉の違いは分かるでしょうか。</p>



<p>・ゼロカロリー</p>



<p>・カロリーオフ</p>



<p>これらは厳密には含まれるカロリーに違いがあるのです。</p>



<p>正確には、</p>



<p>・ゼロカロリーやノンカロリー⇒100㎖あたり5kcal未満の飲料水</p>



<p>・カロリーオフ⇒100㎖あたり20kcal未満の飲料水</p>



<p>という表記のルールとなっています。</p>



<p>これを教えてもらって当時は驚きましたね。</p>



<p>(ゼロカロリーなのに、カロリーってあるんだ…カロリーがゼロじゃないのにゼロカロリー!?そもそもゼロってなんだろう、無ってどういう事だ？)</p>



<p>深く考えると哲学的な領域に入っていきそうです。</p>



<p>ここで大切なのは、ゼロカロリーやノンカロリーと食品に書いてあってもカロリーは含まれていることです。</p>



<p>特にカロリーオフと表記がある500㎖の飲料水を飲めば、100kcal近くを摂取することになるため、カロリーが少なさそうと思っても取りすぎは注意！</p>



<p>ということを教えてくれました。</p>



<p>という事で、ゼロカロリーやカロリーオフと書いてあっても、摂りすぎには注意しましょう。</p>



<h2 class="wp-block-heading">カロリー爆弾の食品</h2>



<p>講習会の話では、さらにカロリーについての話がありました。</p>



<p>スーパーやコンビニではいろんな商品が販売されていますが、その中でも特に高カロリーの食品には注意してください！という話です。</p>



<p>冒頭にもいいましたが、私がこの話を聞いたのは今から15年以上も前ですが、当時は有名なカロリー爆弾の菓子パンが紹介されました。</p>



<p>その商品は、<strong>「チョコクーヘン」</strong>です。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-full"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="445" height="331" src="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2025/08/image-1.jpg" alt="" class="wp-image-566" srcset="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2025/08/image-1.jpg 445w, https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2025/08/image-1-300x223.jpg 300w, https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2025/08/image-1-343x254.jpg 343w, https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2025/08/image-1-202x150.jpg 202w" sizes="(max-width: 445px) 100vw, 445px" /></figure>



<p>出典：<a href="https://tomikaai.blog.jp/archives/51482750.html">チョコクーヘン　フジパン : 食べたん買うたん by 関西女のプチ日記 Powered by ライブドアブログ</a>　<br>URL：<a href="https://tomikaai.blog.jp/archives/51482750.html">https://tomikaai.blog.jp/archives/51482750.html</a></p>
</blockquote>



<p>知っていますか？</p>



<p>最近の若い人は知らないかもですが、ひと昔前にはコンビニなどでも販売されていたと思います。</p>



<p>これがとんでもないカロリー量で、普通のメロンパン程度の大きさで1個当たり約600Kcal以上もあるんです！！</p>



<p>菓子パン１個で、成人男性1日分の摂取カロリーの4分の1程度が摂れるので、凄まじいカロリー量！</p>



<p>私の中学生時代、何度か合同合宿の講習会でカロリーの話がありましたが、その時必ずと言っていいほど出てくるのが「チョコクーヘン」でした。</p>



<p>そのイメージもあってか、今はもう発売されていませんが、私の中でカロリーのヤバい食品といえば迷うこと無く「チョコクーヘン」一択なんです！</p>



<p>私と同じ年代の長距離ランナーには分かるんじゃないかなぁ。「チョコクーヘン」の凄さを。</p>



<p>ちなみにカロリーの話では、その他にマクドナルドのメニューで、カロリーの比較表もよく出てきました。</p>



<p>そこでは、<strong>テリヤキバーガー</strong>はカロリーが高いとよく教えてもらいました。</p>



<p>テリヤキソースやマヨネーズが使われていることで高カロリーになるからです。</p>



<p>このような話を聞いてきたため、私はマクドナルドが好きなんですが、テリヤキバーガーはこれまで頼んだ事がないんです。</p>



<p>テリヤキが嫌いなわけでは無いのですが、食べない習慣が身についてしまったと言うか、なんとなく食べてはいけない気がしてしまって…</p>



<p>講習会での話が完全に刷り込まれた気がします笑</p>



<p>ただ、ランナーにとって、これらの高カロリーの食品を食べること自体は決して悪いことでは無いと思っています。</p>



<p>練習や試合で影響の無い範囲で好きなものを食べてリフレッシュしたり、時間の無い時のカロリー摂取にも使えますからね。</p>



<p>大切なのは、<strong>その食品が高カロリーである事を知っていることだと思います。</strong></p>



<p>知らずに日常的に摂取して体重が増えてしまった、その結果パフォーマンスが下がってしまった…</p>



<p>これではせっかく練習をしているのに勿体ないですからね。</p>



<p>高カロリーの食品を把握し、状況に応じて正しく使い分ける、こういった事を講習会で教わりましたね。</p>



<p>結局、私はチョコクーヘンを一度も食べることはありませんでした。</p>



<p>もう販売されていませんが、どんな味がしたのか気になります…</p>



<h2 class="wp-block-heading">めちゃくちゃ回復<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/16.0.1/72x72/2049.png" alt="⁉" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />「超回復」</h2>



<p>講習会ではカロリー関連の話以外にも、体に関することを学べました。</p>



<p>スポーツをしていれば大半の方がご存知でしょう、この言葉を私は中学1年生で初めて知りました。</p>



<p>その言葉とは、<strong>「超回復」</strong>です。</p>



<p>もうね、講習会で1番インパクトがあり、一発で覚えました。</p>



<p>何がスゴいかと言うと、その名前です。「超」回復するんですよ！！めっちゃ回復しそうじゃないですか！</p>



<p>言葉だけ聞けば、ドラクエのベホマズンくらい回復しそうです。</p>



<p>言葉の響きでいうと、鬼滅の刃の「全集中」に似た感じがしないでしょうか？私だけですか？</p>



<p>講習会でその言葉を初めて知りましたが、私だけでなく同級生たちも一発で覚えたようで、会話の中に「超回復」が度々出てくるようになりましたね。</p>



<p>まずは「超回復」は何なのか、簡単に説明すると、筋肉はトレーニングをすることで筋組織が損傷しますが、休息を取ることで回復します。</p>



<p>回復する時、元の状態に戻るだけでなく、以前よりも強い状態に筋肉が成長するのです。</p>



<p>筋肉は破壊と修復、つまりトレーニングと休息のサイクルにより、トレーニング前よりも大きくなります。</p>



<p>これを超回復と言います。</p>



<p>要するに、トレーニングをするだけではなく、休息も強くなるために必要だという事です。</p>



<p>私たちは講習会で「超回復」を学び、休息の必要性を知ることができました。練習のやり過ぎでオーバーワークになってはいけません。</p>



<p>練習をやり過ぎる、そんな人にこそ「超回復」という言葉は必要ですが、当時練習をサボりたがる私が学ぶと、サボる（休む）正当性を与えられた気になります。</p>



<p>連休に一切走らなかった時はチームメイトに「超回復してきたわ」とよく言ってましたね。</p>



<p>チームメイトも頻繁に超回復してました。</p>



<p>決してサボったとは言いません。超回復したのです。強くなるためにあえて休みを選択した！という事にしてました。（←この使い方するランナー絶対多いはず!!）</p>



<p>という事で、使い勝手の良い「超回復」は、講習会で学んだ中でも一番印象に残りました。</p>



<p>実際、休む事はスポーツをする上でとても大切なので、皆さんも適度な休息を取ることを意識してください。</p>



<h2 class="wp-block-heading">最後に</h2>



<p>たくさん走り込みながら、そして講習会でもランナーとしての知識を学びながら、3泊4日の夏合宿を終えました。</p>



<p>他校の選手と一緒に走り込みをしたことで、短期間でしたが精神的にも肉体的にもレベルアップできたと思います。</p>



<p>合宿後に成長を感じた点は、次の記事で書きたいと思います。</p>



<p>ところで、「超回復」という言葉は非常にインパクトがあり一発で覚えたと書きましたが、私の陸上人生15年以上の中で学んだ専門用語の中で、<strong>インパクトのある単語ベスト3</strong>を発表したいと思います。</p>



<p>それは…</p>



<p>●<strong>超回復</strong></p>



<p>●<strong>マッスルメモリー</strong></p>



<p>●<strong>ガングリオン</strong></p>



<p>です！</p>



<p>どれもかっこいいですね！正直単語の意味なんかどうでもよくて、響きが良いんですよ！</p>



<p>スポーツをしていろいろ学ぶことはありますが、たまにかっこいい言葉に出会うとテンションが上がりますね。</p>



<p>男の子ってかっこいい言葉大好きですから。</p>



<p>私の人生で出会った一番かっこいい言葉は、「邪王炎殺黒龍波」でしょうか。</p>
<p>Copyright &copy; 2025 <a href="https://runners-aidstation.com">ランナーたちの給水所</a> All Rights Reserved.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://runners-aidstation.com/memory-23/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">564</post-id>	</item>
		<item>
		<title>中学生ランナーの合同合宿での練習内容は？</title>
		<link>https://runners-aidstation.com/memory22/</link>
					<comments>https://runners-aidstation.com/memory22/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[所長]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 06 May 2025 07:06:32 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[【思い出話】]]></category>
		<category><![CDATA[マラソン]]></category>
		<category><![CDATA[長距離ランナーの思い出]]></category>
		<category><![CDATA[陸上競技]]></category>
		<category><![CDATA[駅伝]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://runners-aidstation.com/?p=556</guid>

					<description><![CDATA[このブログは、箱根駅伝に出場し、実業団ランナーとなった私が、１５年以上の陸上人生を振り返る思い出ブログです。 今回の記事は私が中学１年生の夏休み、初めて県内の合同合宿に参加した時の練習の様子や、初めて ... <p>Copyright &copy; 2025 <a href="https://runners-aidstation.com">ランナーたちの給水所</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>このブログは、箱根駅伝に出場し、実業団ランナーとなった私が、１５年以上の陸上人生を振り返る思い出ブログです。</p>



<p>今回の記事は私が中学１年生の夏休み、初めて県内の合同合宿に参加した時の練習の様子や、初めての合同合宿で印象に残っている出来事を書いています。</p>



<p>中学生が集まる合同合宿の雰囲気を知ってもらえればと思いますし、陸上経験者なら共感してもらえる部分も多いのではと思います。</p>



<p>ぜひご覧ください！</p>



<h2 class="wp-block-heading">練習内容とその様子</h2>



<p>夏休みの後半に、県内での有力な指導者（見た目がボストロールのような先生）が主催する夏合宿にチームから10名で参加し、合宿には総勢60名の男子中学生ランナーが参加していました。</p>



<p>合宿参加時の様子はこちらに書いているので、ぜひご覧ください。</p>



<p><a href="https://runners-aidstation.com/memory-21/">https://runners-aidstation.com/memory-21/</a></p>



<h3 class="wp-block-heading">ビルドアップ走</h3>



<p>そもそも、夏という時期は長距離ランナーにとって、トラックレースから駅伝への移行期となります。<br>どちらかというと、スピードよりも走り込みの時期で、質より量の時期となります。</p>



<p>今回の合宿では、県駅伝のコースを合宿地としており、練習しながら駅伝コースの試走もできるようになっていました。</p>



<p>合宿地に到着した日の午後練習は、<strong>10kmのコース走＋流し(ダッシュ)×数本</strong>というメニューでした。</p>



<p>選手の持ちタイムでA～Dの4つのグループが作られ、各グループごとに設定ペースが言い渡されました。<br>グループ間で多少の差はありますが、およそ1km4分ペースから徐々に上げていくビルドアップ走となっています。</p>



<p>合宿を通して、午後練習は毎回こんな感じのコース走でしたね。</p>



<p>私は3000mを10分前後の選手が集まるBグループで走り始めました。</p>



<p>当時中学1年生で1500m4分30秒台のベストを持っていた私には、1km4分程度はそこそこキツく、駅伝コースはアップダウンもある事からハードな練習です。</p>



<p>コースの折り返しでは、前を行くAグループ、後ろを走るCグループを見ながら、<br>グループ間の距離を見て大体のペースを測ったり、各グループに散らばったチームメイトは離れていないか確認もしたりしてましたね。</p>



<p>練習も終盤に差し掛かった頃、同じグループで離れる選手が出てきました。</p>



<p>結構アップダウンの多いコースなので、離れる選手がいても仕方がないと思いつつ、先生たちがいる前を集団が通過していきました。</p>



<p>すると急に、</p>



<p><strong>「離れるな！前に着いていけ！！」</strong></p>



<p>と、合宿を主催したボストロール先生が大声を出していたのです。</p>



<p>(ビックリした〜あの先生怖えぇぇ〜!!)</p>



<p>こういう合同合宿の時、各先生は自分の学校の選手が離れていれば声を掛けますが、先生によって声の掛け方は様々です。</p>



<p>ボストロール先生、自分の学校の選手が離れていたようで、怒声のような声掛けをしていました。さすが毎年県内で上位に入る学校の先生、厳しそう…</p>



<p>やっぱり初めて会う先生の怒鳴っている姿を見ると怖いですね。<br>こんな時、自分が怒られてる訳じゃないですが、もし離れたらあの先生に怒られるかも、そんな気持ちになって普段より緊張感マシマシだったのを覚えています。</p>



<p>基本的には各選手ある程度自分のレベルに合わせたグループ選びをしていますが、<br><strong>強豪校では自分の実力以上のグループに入る事で、先生に対してやる気をアピールする</strong>、そんな文化もあったりします。</p>



<p>強豪校には、自分の実力よりも少し上のグループを選ばないと「意識が低い！」的な理由で怒られる、そんなことも結構ありますからね。</p>



<p>もしかしたら離れた選手にもそんな背景があったりと推測してみたり…</p>



<p>私はこういった合同合宿で、怖い先生の怒鳴り声を聞いて(あの先生の生徒じゃなくて良かった…)と思うことがちょいちょいあります。いくら怒鳴られてもしんどくて離れることはいくらでもありますから。</p>



<p>ちなみに強豪校で先生に対してやる気をアピールする方法には、他の形もあります。</p>



<p>それは<strong>集団を先頭で引っ張る事</strong>です。</p>



<p>今回の合宿では、各グループの集団の先頭は立候補制だったため、基本的に力を持った上級生が先頭を走りますが、集団の先頭に立つことでやる気をアピールすることもあります。</p>



<p>先頭の選手が合同合宿だからと普段より意気込んだり、知らない選手たちを引っ張る緊張感もあったりで、設定ペースよりも速くなる事もあります。</p>



<p>この話は平成中頃の話なので、GPS付の時計なんてありません。<br>途中で先生がタイムを伝えてくれますが、集団の先頭を走る人によって大きくペースが異なったりします。</p>



<p>先頭の選手によっては、下のグループが上のグループよりも速い時もありました。</p>



<p>確かにこの時の練習でも、だんだんCグループ近づいてるような気が…。</p>



<p>また、県駅伝コースは起伏もあり、引っ張る選手によっては上りでペースアップする人もいたりします。<br>上りが苦手な私にとってはホントやめてほしい…</p>



<p>ただ、こういう練習時の走りを見て、この選手上りに向いてるな！とか、この子はこの区間に配置かな？とか分かってくるものです。</p>



<p>しんどいビルドアップ走練習でしたが、私は集団から離れることなく走り終えました。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ペアを組んでの流し5本</h3>



<p>集団走が終わったら、宿舎である青少年自然の家にあるグラウンドで流し（ダッシュ）を行います。</p>



<p>約150m程の距離を5本走るメニューでした。</p>



<p>この時、<strong>同じグループ内の他校の選手とペアを組んで流しをします。</strong></p>



<p>他校の選手とダッシュをする事で競わせる、そんな狙いがあるのでしょう。</p>



<p>実際に競馬の調教でも併せ馬というものがあり、2頭以上の馬を並んで走らせることで闘争心を掻き立てる効果があるようです。</p>



<p>加えて、グラウンド上を多くの選手が順番にダッシュしていきますが、これは多くの人に見られている状態でもあります。</p>



<p>この環境が試合に近いような感覚となって、めちゃくちゃ頑張りましたね！確かに闘争心搔き立てられます。</p>



<p>先生はもちろん先輩や同級生にも見られていることから負けないように全力で走るんですが、これは他校の選手も同じです。</p>



<p>普段の練習とは違う緊張感の中、全速力で流し5本をやったので、質の高い練習ができていたと思います。</p>



<p>こうして初日の練習が終わったのでした。</p>



<h2 class="wp-block-heading">合宿初日終了！！</h2>



<p>グラウンドから引き上げてすぐ、お風呂に入り晩御飯を食べます。</p>



<p>やはりここは青少年自然の家なので大人数でも問題ありません。<br>まるで小学校の時に校外学習で宿泊した時のような気分です。</p>



<p>夕食は学校ごとに固まって食べる事になっていました。</p>



<p>練習中は各グループに散らばっていたこともあり、チームメイトに囲まれた食事はすごくホッとした覚えがあります。<br>何よりも練習中の緊張感から解放されたこともあり、余計にリラックスできた気がします。</p>



<p>食事の場は、各グループでの出来事を話し合う場でもありました。</p>



<p>「Bグループの離れた選手に怒鳴ってた先生、めっちゃ怖かったよな！」</p>



<p>「分かる！Ｃグループにまで聞こえてきた」</p>



<p>「そういや、Ｃグループのお前の隣に走ってた選手、変わったフォームだよな」</p>



<p>「変な走り方だけど、流しはめちゃくちゃ速かったなぁ」</p>



<p>「てか、今日のＣグループ、ペース速くなかったですか？」</p>



<p>「先頭のやつ、全然ペース落とさないもん。キツかったわ〜」</p>



<p>「あいつペース感覚無さそう。明日は俺が先頭引っ張るわ！」</p>



<p>「「「先輩、お願いします!!!」」」</p>



<p>なんて話しを聞きながら、それぞれのグループでいろいろなことがあったことを知ります。</p>



<p>寝る時は大広間に布団を敷き詰めて、大人数が1つの部屋で寝ることになります。</p>



<p>繊細な人はなかなか寝れなさそうな環境ですが、私はあまり気にせず寝れる方だと思います。合宿では練習の疲れもあってすぐに寝れましたね。</p>



<p>大広間に敷き詰められた布団を見ると大規模な枕投げ大会でも始めたくなりますが、翌日も朝練習で早く起きなければなりません。</p>



<p>21時30分には大広間は消灯し、合宿の初日を終えました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">朝練習スタート！！</h2>



<p>翌朝6時頃、先生が大広間の電気をつけ一斉に起床となります。</p>



<p>起床時の動きは人によって様々で、普段見るとことないチームメイトの姿を見れることが面白いですね。合宿ならではです。</p>



<p>私は朝がめちゃくちゃ弱いわけでもありませんが、まだ布団の中でもぞもぞしてる人もいれば、もう動き出して姿が見えない人もいます。</p>



<p>キャプテンはすぐに着替えてグラウンドに向かっていました。この辺りは想像通りでさすがだなって感じです。</p>



<p>普段はうるさい先輩が朝弱いことを知ると、なんか弱みを握った気分になります。今度いじってやろうかなと。</p>



<p>中学生が50～60人集まって朝練習となれば、誰か一人くらい寝坊しそうなものですが、大広間での一斉起床は周りの人が起きるので、その物音で嫌でも起きてしまいます。</p>



<p>これなら寝坊の心配も無く安心ですね。先生側も生徒を管理しやすく、寝坊も防げますから。</p>



<p>朝練習は8kmのコースジョグでした。これが当時の私にとってインパクトが大きかった！</p>



<p>と言うのも、普段学校での朝練習は毎日5km走ることが習慣だったからです。8kmという距離は、当時の私の中では結構長めに走る、メイン練習的な距離に感じていました。</p>



<p>それを朝練習で走らされるとは、さすが合同合宿って感じです！<br>朝起きてすぐ憂鬱にさせられます…</p>



<p>朝練習のスタート時間までに、各校で体操を済ませることになっていました。</p>



<p>私がグラウンドに出た時、ボストロール先生の生徒たちは、すでに全員集まって体操をしていたのです。</p>



<p>やはり県駅伝の上位常連校、起きてからの行動が早い！</p>



<p>強豪校のように毎年合宿をしていると、朝練習時は早く集合するといった動きが、過去の先輩たちから引き継がれていくものです。こんな細かい動き1つでも強豪校の伝統として意外と残っていきますからね。</p>



<p>当時の私は「さすが強豪校、すごいな！」という気持ちよりも「朝ゆっくり出来なくてかわいそう…」の方が強かったですが…</p>



<p>朝練習も、各グループに分かれて集団走です。</p>



<p>朝はそこまで速くないペースなので離れる心配はありません。<br>淡々と8kmを走り終え、朝練習終了です。</p>



<p>この合宿では朝は8km、午後12kmほど走るメニューとなっています。</p>



<p>つまり、1日で20kmを走ることになっています。</p>



<p><strong><span style="text-decoration: underline;">1日20km</span>というのが中学生にはなかなかキツい！</strong><br>しかも当時中学1年で陸上競技歴5ヶ月程度なので、これまでの人生で走った事の無い走行距離だったのです。</p>



<p>3泊4日の合宿だったから良かったものの、これが1週間なら無理だったんじゃないかと思います。</p>



<p>逆に言えば、中学生がなんとかやり切れる練習量に設定されていたとも言えますね。</p>



<p>短期間の夏合宿ですが、合宿が終わった時はとても達成感があり、レベルアップ出来た感覚がありました！</p>



<p>この合宿では、朝練習から午後練習までは時間が空いていますが、お昼ご飯前の午前中にも全体集合することになっていました。</p>



<p>この午前中に何をするかと言うと、合同合宿ならではの<strong>長距離ランナー向け講習会</strong>が開催されたのです。</p>



<p>次回は、この講習会で学んだことや、合同合宿ならではの出来事などを書いていきたいと思います。</p>
<p>Copyright &copy; 2025 <a href="https://runners-aidstation.com">ランナーたちの給水所</a> All Rights Reserved.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://runners-aidstation.com/memory22/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">556</post-id>	</item>
		<item>
		<title>いざ！中学生長距離ランナーの夏合宿へ！</title>
		<link>https://runners-aidstation.com/memory-21/</link>
					<comments>https://runners-aidstation.com/memory-21/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[所長]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 04 May 2025 06:31:32 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[【思い出話】]]></category>
		<category><![CDATA[マラソン]]></category>
		<category><![CDATA[長距離ランナーの思い出]]></category>
		<category><![CDATA[陸上競技]]></category>
		<category><![CDATA[駅伝]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://runners-aidstation.com/?p=552</guid>

					<description><![CDATA[このブログは、箱根駅伝に出場し実業団ランナーとなった私が、１５年以上の陸上人生を振り返る思い出ブログです。 今回の記事では、私が中学１年生の夏休みに初めて県内の合同合宿に参加した思い出を書いています。 ... <p>Copyright &copy; 2025 <a href="https://runners-aidstation.com">ランナーたちの給水所</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>このブログは、箱根駅伝に出場し実業団ランナーとなった私が、１５年以上の陸上人生を振り返る思い出ブログです。</p>



<p>今回の記事では、私が中学１年生の夏休みに初めて県内の合同合宿に参加した思い出を書いています。</p>



<p>実業団での夏は、合宿をしていない日の方が少ないくらい連日走り込みをしていますが、陸上人生１年目の夏合宿は多くのことが新鮮でした。</p>



<p>あくまで私個人の体験（平成中頃の思い出）ですが、当時の印象的な思い出を書きながら、中学生の合同合宿ってこんな感じなんだと知ってもらえればと思います。</p>



<p>陸上経験者の方は、共感できる部分もあると思いますので、ぜひご覧ください！</p>



<h2 class="wp-block-heading">いざ！夏合宿へ！</h2>



<p>ある日の夏休みの練習後、先生が言いました。</p>



<p>「他の中学校と合同で夏合宿をやります！！8月下旬に3泊4日の予定だから、家の人に確認してくるように。」と。<br><br>当時の私は、初めての合宿に対して期待と不安が半分ずつありました。</p>



<p>「チームメイトと一緒に泊まれて楽しそう！！」という気持ちと、「めっちゃ走らされてしんどそう…」</p>



<p>そもそも、夏休みもほぼ毎日学校で練習してるのに、合宿なんて行く必要あるのか？</p>



<p>なんて思いつつ、夏休みの予定が無い私に断る理由も無く、合宿に出発しました。<br><br>チームからは数名が欠席だったものの、ほぼ全員の10名程が参加しました。<br><br>中学校に集まってから先生の車に乗り込み、合宿地へと向かいます。</p>



<p>合宿地は県の南部にありました。<br>車を飛ばし、これまでに通ったことの無い山道を不安になるくらい突き進んだ先に見えてきたのは青少年自然の家。</p>



<p>よく知らない場所の山奥で3泊4日も過ごすと思うとやや心配でしたが、<br>すでに私と同じような中学生ランナーが集まっているのを見て少し安心します。</p>



<p>なぜこんな山奥で場所で合宿するかと言うと、ここが<strong>県駅伝のコース</strong>だからです。</p>



<p>というのも、中高生の県駅伝を実施する際、道路上を走ることから交通規制が必要になります。</p>



<p>車への影響を考えれば交通量の少ない場所で開催するに越した事はありません。<br>つまり、<strong>山奥は駅伝に適した場所</strong>と言えるのです！</p>



<p>私が住んでいる県では、折り返しコースとなっているので、交通規制の範囲も少なくて済みます。<br>周回コースの駅伝大会も多いですね。</p>



<p>また、駅伝の中継所では、多くの中学生が待機したりウォーミングアップをすることから、広場などのスペースが必要になります。</p>



<p>合宿する青少年自然の家には、大きなグラウンドもついていたり、他の中継所には大規模な駐車場もあるので問題ありません。<br>トイレがあることも大事なポイントです！</p>



<p>今回、県駅伝のコースで合宿をする事で、走り込みとコース試走ができるという事です！</p>



<p>それでこんな山奥に来る羽目になったのですが、基本的に中学生や高校生の駅伝大会は郊外でやる事がほとんどです。<br>応援に行く側は遠くてホントに大変ですよね…</p>



<p>そう思うと、全国高校駅伝や箱根駅伝の異常さがより分かります。</p>



<p>今回私が合宿した場所は、まさに駅伝開催に適した場所だと思いますが、駅伝をしていなければ絶対に来ないだろうと思いましたね。<br>(実際に中学駅伝以降行ってない)</p>



<h2 class="wp-block-heading">合宿のボスはボスロール</h2>



<p>今回の合宿には、50～60人ほどの中学生ランナーが参加していました。</p>



<p>私の学校からは10名の参加でしたが、学校によっては有力選手を3～4名だけ参加させる学校もありました。</p>



<p>中学駅伝は6人でタスキを繋ぎますが、少ない部員数ながらも合同合宿にわざわざ参加している選手を見ると、駅伝に懸ける想いの強さを感じてしまいます。</p>



<p>こういう学校は、秋頃になって他のクラブから助っ人を呼んで、駅伝メンバー6人を揃えるのでしょう。</p>



<p>この合宿は、県内の中学駅伝界ではかなり有力な先生が主催したもののようです。<br>主催した先生が、関係のある先生に声をかけ、強化合宿が開催されました。</p>



<p>到着後すぐ、うちの顧問の先生が主催した先生に挨拶しているのを目にしました。</p>



<p>(この先生がすごい人なのか…ほんまかいな!?)</p>



<p>そう疑いたくなるほどの、元陸上経験者とは思えない肥満体型です。<br>不摂生をしてるのか顔色も悪く、おまけに喫煙者でもあります (休憩中に吸っていた)。</p>



<p>風貌からは、長距離走をカケラも感じさせないボリューム感があり、タバコを金棒に持ち変えれば、ボストロールのようでした。</p>



<p>しかし指導力はあるようです。<br>夏休み前の県大会、私が出場した中学1年男子1500mで優勝した子はこの先生の教え子だったのです。合宿にも参加していました。</p>



<p>県トップの選手を育て、毎年県駅伝でも常に上位に入っていました。</p>



<p>公立中学校なので、スカウトはできません。<br>毎年どんな選手が入ってくるか分からない、ぶっちゃけ運要素が強い中で好成績を出し続けているのは、やはり指導力があるのでしょう。</p>



<p>加えて、ボストロール先生の掛け声により50～60名の選手が集まる合宿を開催出来ることは、影響力がある証拠でもあります。</p>



<p>見た目と指導力は一切関係ない、ある意味で陸上競技の奥深さを感じた瞬間でもありました。</p>



<p>確かに、「この人が昔は長距離ランナー!?」みたいな人、結構いますもんね。</p>



<h2 class="wp-block-heading">合同合宿でまず初めにやることは…</h2>



<p><br>合宿初日は、夕方の練習からスタートします。<br><br>今回のような合同合宿で一番最初にやる事は何か分かるでしょうか？<br>陸上経験者なら分かるかもしれませんね。</p>



<p>そう、<strong>チーム分け</strong>です。</p>



<p>多くのランナーが集まる合同合宿では、各選手のベストタイムや実力は千差万別です。<br>練習では当然の事ながら、選手の実力に応じた正しい設定タイムにしなければなりません。</p>



<p>そして中学校の合宿では、基本的に3000mのベストタイムに応じて、チーム分けが行われます。</p>



<p>今回はA,B,C,Dの4つのチームが作られることになりました。</p>



<p>ここでさらに、陸上経験者ならお気づきかもしれませんが、この時の私は中学1年生です。<br>中1の夏では、<strong>3000mをまだ走っていません。</strong></p>



<p>中学1年生の長距離ランナーは、夏休み前のトラックレースは1500mしか出場しないのです。というか、種目が1500mしかありません。<br>中学入学直後のランナーに3000mは長過ぎるからでしょう。</p>



<p>そのため、中学1年生は基本的に全員一番下のDチームに入るようにボストロール先生の指示がありました。</p>



<p>(よっしゃ！一番下のグループだ！)</p>



<p>ここで喜んでしまうのが私という人間です。</p>



<p>1番下のグループなら設定ペースも遅く、苦しまずに済みます。何よりも先生に指示されたんだから仕方ありません！</p>



<p>Dグループの方へ向かおうとした時、</p>



<p>「お前はBグループに入りなさい。」</p>



<p>うちの顧問に言われました。</p>



<p>Bグループは3000mで10分前後の選手が集まるグループです。</p>



<p>私はこの時、1500mのベストタイムは4分30秒台中盤だったので、まあ無理な設定ではありません。</p>



<p>一応県大会でも上位に入った私に期待してくれていたと思いますが、やっぱりしんどいのは嫌です。</p>



<p>心の中で舌打ちしつつ、うわべだけは良い返事でBグループへ向かいました。<br>先生に指示されたんだから仕方ありません…</p>



<p>この時、グループ分けを見渡すと、私と同じ1年生で県大会を優勝した子は、なんとAグループ！</p>



<p>3000mを9分30秒前後か、それ以上のタイムを持つ選手が集まる1番上のグループです。<br>私のチームからはキャプテンとエースの2名が入ってます。</p>



<p>（同じ1年生なのに、もうキャプテン達と同レベルの練習するのか…）</p>



<p>自らの意思か、先生に言われてAグループを選んだのか分かりませんが、最初にDグループで喜んでいたことが少し恥ずかしくなりました…</p>



<p>グループ分けも終わり、いよいよ練習に入っていきます。練習中も合同合宿ならではのいろんなことが起こってしまいます。</p>



<p>次回は合宿の練習内容とその様子について書きたいと思います。</p>
<p>Copyright &copy; 2025 <a href="https://runners-aidstation.com">ランナーたちの給水所</a> All Rights Reserved.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://runners-aidstation.com/memory-21/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">552</post-id>	</item>
		<item>
		<title>陸上人生１年目の夏休み</title>
		<link>https://runners-aidstation.com/memory-20/</link>
					<comments>https://runners-aidstation.com/memory-20/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[所長]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 26 Jan 2025 05:41:45 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[【思い出話】]]></category>
		<category><![CDATA[マラソン]]></category>
		<category><![CDATA[長距離ランナーの思い出]]></category>
		<category><![CDATA[陸上競技]]></category>
		<category><![CDATA[駅伝]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://runners-aidstation.com/?p=535</guid>

					<description><![CDATA[このブログは、箱根駅伝に出場し、実業団ランナーとなった私が、１５年以上の陸上人生を振り返る思い出ブログです。 今回の記事は、中学１年生、ランナーとして初めて迎えた夏休みのことを書いています。 内容は主 ... <p>Copyright &copy; 2025 <a href="https://runners-aidstation.com">ランナーたちの給水所</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>このブログは、箱根駅伝に出場し、実業団ランナーとなった私が、１５年以上の陸上人生を振り返る思い出ブログです。</p>



<p>今回の記事は、中学１年生、ランナーとして初めて迎えた夏休みのことを書いています。</p>



<p>内容は主に、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>中学生のランナーにとって、夏休みの位置づけとは</li>



<li>私の中学1年生時の夏休みの思い出</li>
</ul>



<p>この２つを中心に書いています。</p>



<p>中学生の夏といえばプールやお祭り、旅行などイベント事がいっぱいですが、ランナーとして初の夏休みは走ってばかりだったと思います。</p>



<p>長距離走一筋の人生を送ってきたランナーの、中学時代の夏休みはどんなものだったのか、ぜひご覧ください！</p>



<h2 class="wp-block-heading">大きな大会の開催時期</h2>



<p>そもそも夏休みとは、部活動を行う学生にとって、全国規模の大きな大会が開催される時期となります。</p>



<p>なぜ夏休みに行われるかというと、<strong>出場人数の増加</strong>と<strong>大会会場への距離</strong>が大きく影響しています。</p>



<p>全国規模の大会では、各県から代表選手が集まります。</p>



<p>出場するための参加標準記録を設定することで、ある程度出場人数は絞っているとはいえ、県大会などに比べると大幅に出場人数が多くなります。</p>



<p>出場人数が増えることで、これまでは無かった予選のレースも実施され、結果として大会期間が長くなるのです。</p>



<p>実際に、県大会や関東大会規模の大会開催期間は２日間なのに対し、全国大会は４日間開催されています。</p>



<p>加えて、大会会場までの移動時間も、開催地によっては格段に長くなります。</p>



<p>全国大会や関東大会などでは毎年開催地が変わりますが、出場する側としては、移動も含め長い時間を大会に費やすことになります。</p>



<p>学生であれば授業があるため、結果として、大きな大会は夏休み期間に行われることになるのです。</p>



<p>例年の流れでは、<strong>関東大会規模の試合は<span style="text-decoration: underline;">８月の上旬</span></strong>に、<strong>全国大会であれば<span style="text-decoration: underline;">８月の下旬</span></strong>に毎年開催されていますね。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img decoding="async" width="400" height="565" src="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2025/01/image-1.jpg" alt="" class="wp-image-538" style="width:390px;height:auto" srcset="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2025/01/image-1.jpg 400w, https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2025/01/image-1-212x300.jpg 212w" sizes="(max-width: 400px) 100vw, 400px" /></figure>



<p>出典：<a href="https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1868">第51回全日本中学校陸上競技選手権大会</a>　日本陸上競技連盟公式サイト<br><a href="https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1868">https://www.jaaf.or.jp/competition/detail/1868</a></p>
</blockquote>



<p>新年度が始まってから、各地区で予選を行う期間も考慮すると、ちょうど夏の時期に大きな大会が行われるのも納得です。</p>



<h2 class="wp-block-heading">駅伝モードに突入</h2>



<p>一方、私は中学１年男子１５００mで県大会に出場しました。</p>



<p>４分３０秒台中盤のベストタイムで走れたものの、関東大会規模のレース出場まではあと一歩のところで敗退…</p>



<p>県大会止まりで私の陸上人生１年目のトラックレースは終わり、チームからも誰一人県大会を突破する選手はいませんでした。</p>



<p>こうなれば、夏休み期間は特に重要な大会もありません。</p>



<p>私のチームは夏休みに入った途端、秋の<strong>駅伝大会に向けて方向転換</strong>することになります。</p>



<p>チームが駅伝モードに入ることで、何がどう変わるのかというと、<strong>走る距離が伸びるのです！</strong></p>



<p>そもそも中学１年生の長距離ランナーは、トラックレースの出場種目が1500mしかありません。</p>



<p>2年生以降になれば800m、1500m、3000mと種目が増えますが、中学1年生の時点では1500mだけです。</p>



<p>一方で、秋以降の駅伝大会は、全員が3kmを走りタスキを繋ぐ事になります。</p>



<p>中学駅伝は基本的に1区間3kmです。高校駅伝のように区間毎に距離が大きく変わる事はありません。<br>(地区によっては1区が3km以上走ることもありますが)</p>



<p>当時は1500mでも長かったのに、夏休みに入った途端、急に目標とするレースの距離が倍になりました…</p>



<p>中学生1年生の夏は、先生から「全員これから駅伝に向けて3kmの練習をするぞ！」と言われた時が一番憂鬱でしたね。</p>



<p>「1.5kmの区間は無いんかい！！」と心の中で叫んでました。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="529" height="370" src="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2025/01/image-2.jpg" alt="" class="wp-image-540" srcset="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2025/01/image-2.jpg 529w, https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2025/01/image-2-300x210.jpg 300w" sizes="(max-width: 529px) 100vw, 529px" /></figure>



<h2 class="wp-block-heading">私の夏休みの日々は…</h2>



<p>そんな感じで夏休みがスタートしました。</p>



<p>まず、中学生の夏休みで感じた事は、<strong>「めっちゃ学校行くやん！」</strong>です。</p>



<p>小学校の夏休み期間は、学校に行くことはほぼなかったですが、中学校になり部活動が始まることで、ほぼ毎日学校へ行って練習をしていました。</p>



<p>今振り返ると、お盆期間の1週間程度を除き、ほぼ毎日練習していたと思います。</p>



<p>とは言え、授業があった日は朝練と夕方の２回練習でしたが、夏休みで練習が１回だけになったのは嬉しかったですね。</p>



<p>毎日テレビでアニメや甲子園を見ながら、練習時間になったら学校に行ってひとっ走りする、夏休みはこんな日々を過ごしていました。</p>



<p>実際の練習内容は、これまでは６０００ｍのペース走だったものがペースを少し落として８０００ｍになったり、８km走るロード走も１０kmや１２km走るように変わっていきました。</p>



<p>夏休みは<strong>質よりも量を重視する、そんな時期でした。</strong></p>



<p>今思うと、昨今の夏場の猛暑は無く、暑いながらも走ることに危険を感じない気温だったように思います。</p>



<p>私の中学校時代は今から１５年以上も前になるので、そこから随分暑くなったなぁと感じちゃいますね。</p>



<h2 class="wp-block-heading">チームの団結が深まった夏の思い出</h2>



<p>うちの学校の裏には、車通りの少ない林道コースがあり、１０km走るロード走の練習日は林道を往復していました。</p>



<p>いつもは林道コースを走る時、先生が車で後ろからついてきますが、夏休みのその日は先生が校内で用事があり、ついてきませんでした。</p>



<p>加えてその日は、たまたまキャプテンも休みの日でした。</p>



<p>いつも通り、集団で2列になりながら学校を出て林道コースを走りますが、生徒だけで校外を走っていると、いつもより気楽に感じます。</p>



<p>先生の目もないので、たまにしゃべりながら走っていると、コースの途中に川が流れている場所に近づいてきました。</p>



<p>「せっかくなんで、川でちょっと遊んでいきませんか？？」</p>



<p>部員の一人が言った言葉に私含め、みんなも大賛成。集団の先頭を引っ張っていたエースの先輩もみんなの熱量に負けて川で遊ぶことに。</p>



<p>最初はやや渋い表情だったエースの先輩も、結局川に入ったらはしゃぎだしてみんな夢中で遊んでいました。</p>



<p>こんな時、いくらはしゃいでると言っても、バレないように気を付けることは決して忘れません。</p>



<p>練習着である体操服がびちょびちょに濡れてしまうとバレるので、川に入る時は脱いだり捲ったりして濡れないように徹底するのです。</p>



<p>また、この日は１０kmを走る練習ですが、ペースは基本的に１㎞５分程度のため、スタートから約50分後には学校に戻る必要がありました。</p>



<p>走っている時はなかなか時間が経たないくせに、遊んでいる時は一瞬です。</p>



<p>「そろそろ帰るぞ！」の先輩の声で一斉に川から引き上げますが、体操着を着た後に、首や脇にちょいと水をかけることも忘れてはいけません。</p>



<p><strong>練習をサボった時に水で汗を演出することは、ランナーとして当然の作法</strong>と言えるでしょう。普段働かない頭も、こんな時の悪知恵にはしっかり働くものです。</p>



<p>帰り道、遊んだ全員で「先生やキャプテンには内緒な！」と誓い合いました。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="381" height="160" src="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2025/01/image.png" alt="" class="wp-image-541" srcset="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2025/01/image.png 381w, https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2025/01/image-300x126.png 300w" sizes="(max-width: 381px) 100vw, 381px" /></figure>



<p>絶対に他言できない秘密をみんなで共有したこの時、チームの団結がこれまで以上に深まった、そんな気がしたのです。（キャプテンを除いて）</p>



<p>背徳感と充実感が入り混じった林道の帰り道は、ちょっとしたスタンド・バイ・ミー気分に浸っていました。</p>



<p>これまでに何度も走ったコースですが、練習の日々よりも先輩たちとたった一度だけサボったこの日のことはハッキリと覚えているんですよね。</p>



<p>ランナーはひと夏で大きく成長することがありますが、私のランナー人生１年目の夏はいろんな意味で間違いなく成長させてくれました。</p>



<p>ただ、大きく成長させてくれたきっかけとなるイベントは他にもありました。</p>



<p>次回は夏合宿の思い出を書きたいと思います。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。</p>
<p>Copyright &copy; 2025 <a href="https://runners-aidstation.com">ランナーたちの給水所</a> All Rights Reserved.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://runners-aidstation.com/memory-20/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">535</post-id>	</item>
		<item>
		<title>初の県大会レースでの思い出</title>
		<link>https://runners-aidstation.com/memory-19/</link>
					<comments>https://runners-aidstation.com/memory-19/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[所長]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 13 Jan 2025 01:21:15 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[【思い出話】]]></category>
		<category><![CDATA[マラソン]]></category>
		<category><![CDATA[長距離ランナーの思い出]]></category>
		<category><![CDATA[陸上競技]]></category>
		<category><![CDATA[駅伝]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://runners-aidstation.com/?p=525</guid>

					<description><![CDATA[中学校に入学し陸上競技を始めてから3か月程度、私は県大会のレースを迎えました。 出場する種目は中学1年生男子1500m。 これまで地元の大会では同級生相手に無敗の私ですが、エントリータイム4分40秒台 ... <p>Copyright &copy; 2025 <a href="https://runners-aidstation.com">ランナーたちの給水所</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>中学校に入学し陸上競技を始めてから3か月程度、私は県大会のレースを迎えました。</p>



<p>出場する種目は中学1年生男子1500m。</p>



<p>これまで地元の大会では同級生相手に無敗の私ですが、エントリータイム4分40秒台後半は出場者18人中6~7番目と、半分よりは少し上くらい。</p>



<p>後に箱根駅伝に出場し実業団ランナーとなる私の、人生初の県大会規模のレースは、長い陸上人生の中でも忘れられないレースの１つです。</p>



<p>当時の事を思い出しながら、レース直前の様子も含めて書いていますので、ぜひご覧ください！</p>



<h2 class="wp-block-heading">選手の質が変化？</h2>



<h3 class="wp-block-heading">コールとは？</h3>



<p>会場に到着後、競技場の大きさと雰囲気に若干飲み込まれつつも、レースの時間が近づいてきました。</p>



<p>ウォーミングアップを終了し、レースの約30分ほど前になると、陸上経験者ならご存じ「コール」の時間が始まります。</p>



<p>ここで「コール」について少々解説しましょう。</p>



<p>「コール」とは「招集」とも言われ、レース開始時間のおよそ20～30分前に選手が指定された場所に集まり、チェックを受けるというものです。</p>



<p>何のチェックを受けるかというと、<br>・ユニフォームに正しくゼッケンをつけているか？<br>・変なシューズで出場していないか？<br>・そもそも出場選手がちゃんと来ているか？</p>



<p>などをレース前に確認するのです。</p>



<p>「コール」を受けなければ「コール漏れ」となり、レースに出場することが出来なくなります。</p>



<p>この「コール漏れ」は、陸上競技者として最もやってはいけない失敗です。<br>大会会場に来たのにそもそもレースに出れないとか、レースで大コケするとは次元の違う大失態なのです。</p>



<p>そのため、出場者は会場についたら大会プログラムを確認し、コールの開始時間だけでなく場所も必ず確認します。<br>大きな競技場ならコール場所まで数分かかることもあるため、場所の確認も大事です。</p>



<p>私は大きな競技場での大会がある時は、ウォーミングアップついでにコール場所までのルートを確認するようにしてました。</p>



<p>陸上競技始めたての人は注意してくださいね！！</p>



<h3 class="wp-block-heading">全員速そう…</h3>



<p>コール場所に来て、周りの選手を見渡した時、集まった選手の”質”に非常に驚いたことを覚えています。</p>



<p>というのも、これまでの市内の大会では、選手の実力が非常にバラバラでした。</p>



<p>生徒数の多い学校であれば速い選手が選抜されるでしょうが、生徒数の少ない学校では出場選手を探すだけでも苦労するでしょう。<br>むしろ、出たくないのに嫌々出場せざるを得ない、そんな状況もあったのではと推測します。</p>



<p>市内大会でのコール会場には、1500mを走るランナーには似つかわしくない体型の選手が混じってたりするのです。</p>



<p>つい、「投擲種目のコールはまだですよ」と声を掛けたくなるような選手が1500mのスタートラインに一緒に並んでいた、そんなこともあったのです。</p>



<p>一方で、今回は県大会です。</p>



<p>県大会への出場条件は、事前に県内を6つに分けた各地区で大会が行われ、上位3人に入る必要がありました（県によって違いはありますが）。</p>



<p>つまり、今このコール場所には県内の中学1年生ベスト18が集まっているため、太い体型の選手など皆無で、全員が速そうな体をしているように見えました。</p>



<p>その中に、エントリータイムが一番速い○○中学校のジャージを着た選手を見つけた時、何となく他の選手より速そうに見えてしまいます。</p>



<p>各選手のエントリータイムを見ていたこともありますが、明らかにこれまでの大会から選手の”質”が変わったことをコール場所で感じました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">いざ、トラックへ</h2>



<h3 class="wp-block-heading">コバンザメ作戦</h3>



<p>このレースでの作戦は決めてました。</p>



<p>県大会直前のレースでは、他の選手の後ろについた時、風よけの効果もあってか少し力を温存でき、ラストスパートで1位になれました。</p>



<p>この前回レースを再現しようと考えたのです。</p>



<p>今回も序盤は余裕をもって他の選手についていき、ラストまで力を温存する。</p>



<p>青学の原監督のように作戦名をあえて言うなら、コバンザメ作戦！</p>



<p>自分よりも強い選手が集まっている今大会では、強い選手についていき、力を借りてレースを進めよう！</p>



<p>そんな青写真を描きながら、ついにレースを迎えました。</p>



<h3 class="wp-block-heading">改めて大きさに圧倒</h3>



<p>競技場のトラックに立った時、改めて競技場の大きさに圧倒されました。</p>



<p>Jリーグの試合も行われる県内屈指の陸上競技場は、観客席の多さが桁違い！何段もある観客席がトラックをすり鉢状に囲み、まるで巨大なお椀の底を走るような感覚です。</p>



<p>加えて、トラックと観客席までの距離が広く、また高いのです。</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img decoding="async" width="993" height="655" src="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2025/01/image.jpg" alt="" class="wp-image-531" style="width:374px;height:auto" srcset="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2025/01/image.jpg 993w, https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2025/01/image-300x198.jpg 300w, https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2025/01/image-768x507.jpg 768w" sizes="(max-width: 993px) 100vw, 993px" /></figure>



<p>陸上トラックの距離400mは決して変わらないのに、トラックも大きくなったんじゃないか、そんな錯覚を起こしてしまうほどでした。</p>



<p>中学生の県大会ですから、観客席はほとんど空席ですが、それでも最前列ではいろんな中学校の陸上部員が観戦しています。</p>



<p>これまでレース前に観客席から声をかけてくれた顧問の先生も、今は観客席のどこで見てるかよく分かりません。</p>



<p>巨大な競技場でレベルの高い選手に囲まれ、先生の姿が見えないとなると、レース前の緊張と不安がより大きくなります。</p>



<p>それでも、冷静に落ち着いてレースを進めて、ラストスパートまで体力を温存する。今回の作戦を思い出しながらスタートラインに立ちました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">レーススタート！！</h2>



<h3 class="wp-block-heading">全員がサイレンススズカ</h3>



<p>ピストルがなった瞬間、私は完全に面喰いました。</p>



<p>全員が先頭を奪いにかかるような猛ダッシュをしたため、冷静についていこうと作戦を立てていた私は完全に出遅れました…</p>



<p>真横を見ると誰もおらず、自分が最下位であることをすぐに把握しました。</p>



<p>スタート直後の猛ダッシュ、この展開は、県大会に集まった長距離自慢たちならではの特性だと思っています。</p>



<p>というのも、今大会出場者18名は言い換えれば県内ベスト18であり、おそらく校内や地元の同級生相手では私のように負けなしだったでしょう。</p>



<p>そんな彼らのレースプランなんて、「先頭に立って逃げ切る<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/16.0.1/72x72/203c.png" alt="‼" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />」がほとんどです。同じ考えを持った選手たちが揃って猛ダッシュし、この猛ダッシュが先頭に立とうとする他の選手のさらなる猛ダッシュを呼ぶのです。</p>



<p>全員がスタート直後で先頭に立つレースプランの中、ラスト勝負を意識していた私が出遅れるのも当然です。</p>



<p>ここで皆さんも一度想像していただきたい。全頭サイレンススズカの中に1頭だけ混じる差し馬の気持ちを。</p>



<p>こうなれば、自分もサイレンススズカになって彼らを追従するしかありません。</p>



<p>結果として、私の考えた作戦はスタート直後2秒で修正を余儀なくされたのです。</p>



<p>そもそも、自分よりもレベルの高い選手が集まる大会で、「体力を温存してラストスパートに！」とかいう作戦を考える浅はかな私に問題がありました…</p>



<h3 class="wp-block-heading">体で感じた自己ベストの予感</h3>



<p>何とかスタート直後の出遅れをダッシュで取り返し、序盤は集団の真ん中やや後方くらいでレースを進めます。</p>



<p>スタート直後の勢いそのままにハイペースでレースが進んでいきますが、400mを過ぎたあたりから徐々についていけなくなる選手が出てきます。</p>



<p>前の選手が落ちてくるたびにその選手を抜いていく、こんなことを繰り返しながら、私は集団での位置を少しずつ上げていきました。</p>



<p>集団の前方では、ペースが落ちたと思ったらすぐに先頭が代わります。</p>



<p>今までの大会は、自分が先頭で走っていたのでレース中盤に少し休める時間がありましたが、このレースにはそんな時間一切ありません。</p>



<p>先頭集団に離されまいと常に必死に走り続け周回を重ねていると、レース前に感じた競技場の大きさも、生徒たちの応援の声も一切気になりません。</p>



<p>さらに言うなら、グラウンドに表示されているタイム表示も見る暇がありません。いかに先頭に近づくか、離されないか、これだけに自然と集中していました。</p>



<p>通過タイムは分からずも確実にベストタイムは出るだろうと、体のキツさが教えてくれていました。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ラストスパートで…</h3>



<p>ひたすら前の選手を抜きながら無我夢中で走り続け、残りラスト1周を切りました。</p>



<p>気がつけば、先頭集団は私を含めて７人程度になっており、先頭までも射程圏内の位置で走っていたのです。</p>



<p>ラスト300mを切ったバックストレートでは集団内でも動きが出始めます。1人の選手がスパートをかけて先頭が交代し、さらにその選手に覆いかぶさるようにして他の選手も出てきます。</p>



<p>一気にペースが加速する中、もう私の体力に余裕はありませんが、先頭を見据えながら遅れまいと必死にスパートをかけます。</p>



<p>集団は縦長になりつつ残り100mの直線を向かえました。この時点でも、まだ私は先頭に届く位置にいました。</p>



<p>が、ここで優勝候補だった選手が一気にスパート。</p>



<p>この瞬間のスピードに、「あ、負けた…」と心の中で感じました。自分の残りの体力と脚力ではこのスピードについていけない…と瞬時に分かったからです。</p>



<p>先頭の選手が小さくなる中、さらに後ろからも抜かれて、ラストの直線では順位を下げてのゴールとなりました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">ゴール後</h2>



<p>最後で順位を下げたものの、個人的には結果に満足していました。</p>



<p>というのも、レース前のエントリータイム順である6~7番目よりは上の順位でゴールできたからです。</p>



<p>そして、ゴール後の正式タイムは4分30秒台中盤！自己ベストも大幅更新！</p>



<p>緊張から解放され、力も最後まで出し切ったこともあり、わりと満足気にレース後先生のもとに向かいました。</p>



<p>すると、先生から開口一番、「惜しかったな～！！」と。</p>



<p>何の事か分からず聞くと、私の順位は県大会の次にある関東大会や近畿大会規模のレースに進める順位の次点だったのです。</p>



<p>次の大会に何位までが出場できるか、私はそんなこと一切知らずレースに臨んでいたのです。</p>



<p>すでに知ってると思われたのか、緊張させないようにあえて言わなかったのか分かりませんが、先生の顔からは悔しさがにじみ出ています。</p>



<p>ここで少し、中学生の陸上大会の制度をお伝えすると、全国大会に出場するためには設定された参加標準記録を、指定された大会で突破する必要があります。</p>



<p>ちなみに2024年度の1500m参加標準記録は4&#8217;08&#8243;50であり、中学1年生には手の届くタイムではありません。（私が中学生だった当時は4&#8217;11”以上でした）</p>



<p>つまり、現実的に中学1年生が出場できる一番レベルの高い大会は、関東大会や近畿大会規模の大会となるのです。</p>



<p>その大会への出場権を、わずか1秒にも満たない差で逃してしまったのです。</p>



<p>それを聞いて、徐々に悔しさが湧いてきました。</p>



<p>スタートに出遅れなければ選手を外から追い抜く時に使った力を温存できたのではないか、ラスト100mの直線でもう少し頑張れたのではないか、とレースを振り返っては後悔するも後の祭りです。</p>



<p>力を出し切れたレースではあったものの最後に悔しさが残る、そんな形で私の初めての県大会が終わりました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">最後に</h2>



<p>私の陸上部からは、3年生の先輩2人も3000mに出場していました。</p>



<p>地元の大会では1.2フィニッシュをするような先輩2人でしたが、県大会では2人とも出場者18人中、10番くらいの順位でゴールとなりました。</p>



<p>地元でも学校でも非常に強かった先輩たちが先頭から大きく離されており、県大会のレベルの高さをまざまざと見せつけられました。</p>



<p>入学してからずっと強かった先輩たちの、完敗する姿を見ると、余計に県大会のレベルの高さを痛感させられるのです。</p>



<p>県大会でこれなら、全国大会っていったいどんなレベルなのか…想像もつきません。</p>



<p>結果として全員が県大会で敗退となり県大会の高い壁を感じつつも、個人的には手の届かないほど離れてはいないと、少しの手ごたえを感じた大会となりました。</p>
<p>Copyright &copy; 2025 <a href="https://runners-aidstation.com">ランナーたちの給水所</a> All Rights Reserved.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://runners-aidstation.com/memory-19/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">525</post-id>	</item>
		<item>
		<title>初の県大会、走る前から雰囲気に飲まれる話</title>
		<link>https://runners-aidstation.com/memory-18/</link>
					<comments>https://runners-aidstation.com/memory-18/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[所長]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 08 Dec 2024 06:41:31 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[【思い出話】]]></category>
		<category><![CDATA[マラソン]]></category>
		<category><![CDATA[長距離ランナーの思い出]]></category>
		<category><![CDATA[陸上競技]]></category>
		<category><![CDATA[駅伝]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://runners-aidstation.com/?p=509</guid>

					<description><![CDATA[ある年の7月頃、私は中学1年生男子1500mへ出場するため県大会に向かいました。 陸上競技を始めてから3か月程度、これまで市内の大会と、隣の市を含めた大会ではそれぞれ優勝して県大会へと駒を進めました。 ... <p>Copyright &copy; 2025 <a href="https://runners-aidstation.com">ランナーたちの給水所</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>ある年の7月頃、私は中学1年生男子1500mへ出場するため県大会に向かいました。</p>



<p>陸上競技を始めてから3か月程度、<br>これまで市内の大会と、隣の市を含めた大会ではそれぞれ優勝して県大会へと駒を進めました。</p>



<p>初の県大会は、中学1年生の生活範囲からしても、今とは比べ物にならないくらい大規模な大会に感じました。</p>



<p>実業団まで陸上競技を続けた私にとっても、初の県大会は非常に思い出深い大会の１つです。</p>



<p>この記事は県大会当日の<strong>レース前、会場の雰囲気に若干やられている思い出</strong>を書いています。</p>



<p>陸上競技経験者ならもちろん、他のスポーツ経験者でも共感する部分は多いと思うので、ぜひご覧ください。</p>



<h2 class="wp-block-heading">少数精鋭</h2>



<p>まず感じたことは、これまで一緒に戦ってきたチームメイトの人数が一気に減った事です。</p>



<p>というのも、県大会までに出場した2つの大会は、言ってしまえばほぼ地元の大会のようなものです。陸上部員の大半が試合に出ることができ、学校から近い競技場で開催されることから、ほぼ全員で参加していました。</p>



<p>一方、県大会に出場するには、隣の市を含めた大会で各種目<strong>上位3位まで</strong>に入らなければなりません。多くの選手がここでふるいに落とされてしまいます。</p>



<p>加えて、試合会場は県庁所在地にある大きな競技場。住んでいる場所から遠い事もあり、試合に出場する選手だけが競技場に向かうこととなります。</p>



<p>その結果、陸上部員約60名のうち、県大会に出場する約10人だけが顧問の先生の車2台に乗り込み、大会当日の早朝に学校を出発しました。</p>



<p>長距離部員から県大会へ出場するのは長距離キャプテン、エースの3年生2人に私を加えた3人、つまり中学1年生の部で県大会に出場する選手は私1人だけ。</p>



<p>大会のレベルが上がるほどに、当然ながら出場者数は絞られますが、同級生が居ない中、先輩達に囲まれながら乗った車は、誇らしい気持ちの中に少しの寂しさがありました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">競技場がレベルアップ</h2>



<p>試合会場に到着して、ます競技場のデカさに驚きました！</p>



<p>競技場って、進化するんですよ！</p>



<p>大会規模に応じて競技場が進化する事をこの時初めて知りました。</p>



<p>とりあえず、以下の画像をご覧いただきたい。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="192" src="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/12/image.jpg" alt="" class="wp-image-514" srcset="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/12/image.jpg 1024w, https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/12/image-300x56.jpg 300w, https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/12/image-768x144.jpg 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>これは、県大会までに出場した大会会場のイメージ画像です。</p>



<p>一番右の画像を見てください。県大会の会場は、トラックの周り全てが観客席で埋めつくされています！この競技場は、陸上の日本選手権やJリーグの試合もやるような、県内屈指の競技場だったのです。</p>



<p>てっきり、「陸上競技場の観客席って基本は芝生なんだなぁ」と思っていたド田舎民の私にとって、中学生から全方位が観客席に囲まれた競技場で走れるとは思いもしなかったのです。</p>



<p>「県大会ってこんなところで走れるんだ！スゲー！！」</p>



<p>会場に着いた瞬間、一気にテンションが上がりました。</p>



<p>逆にこの時がテンションのピークだったかもしれません…</p>



<h2 class="wp-block-heading">時間のつぶし方</h2>



<p>競技場に到着してまず何をするか、陸上部の方ならご存じでしょう。</p>



<p>そう、学校ごとにブルーシートなどを引いて拠点を作ります。</p>



<p>この拠点を「ベンチ」と呼んでおり、出場選手の荷物置きや試合前のストレッチスペース、また試合後の休憩場所等に使うわけです。</p>



<p>というのも、競技場に到着して、自分のレース時間がすぐに来るとは限りません。</p>



<p>野球やサッカー、バスケのように試合時間になって会場に向かうのではなく、試合時間が1番早い選手に合わせて全員で競技場に行くことになるからです。</p>



<p>これは県大会に限った事ではありませんが、大会日であれば1日中競技場で時間を過ごすことになるのです。</p>



<p>要するに、タイムスケジュールによっては、自分の試合時間までめっちゃ暇です！</p>



<p>当時はスマホなんて無く、中学生で携帯電話を持っている人も半分程度でした。ちなみにこの時の私は持ってません。</p>



<p>こんな時どうやって試合時間まで過ごすのかというと、私は大会プログラムを見ていました！</p>



<p>この大会プログラムが結構面白くて、今日行われる試合のタイムスケジュールはもちろん、エントリー選手のリストが書かれているのです。</p>



<p>中でも、自分が出場する試合のエントリーリストは非常に気になります。SNSもない時代、大会プログラムを見て、今日一緒に走る選手達を始めて知る事になるのです。</p>



<p>しかも、県大会のプログラムには、県大会前に行われた各地区でのタイムも記載されており、自分の現時点での順位がハッキリと分かるのです。</p>



<p>私の記録、4分40秒台後半は、出場者18人中6~7番目と半分よりちょい上くらい。</p>



<p>そして、自分よりもエントリータイムの速い選手名と学校名はどうしても気になり、覚えてしまいます。</p>



<p>「○○中学校の○○ってめっちゃ速いやん…」などと、プログラムを見ながら勝手に他の選手を意識しつつ、試合前の時間を過ごしていました。</p>



<p>自分のレースだけじゃなく、先輩が出場する男子3000mのエントリーも見てみると、地区であれだけ強かった先輩達の記録9分30秒が、県大会では真ん中程度に位置しています。</p>



<p>「県大会ってこんなにレベル高いんだ…やべぇな…」</p>



<p>これまでとは格段にレベルが上がったことを、エントリーリストから否応なしに感じさせられました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">サブトラ</h2>



<p>大会プログラムを見てるだけじゃ、試合までの長い時間は潰せません。</p>



<p>暇なので、先輩達と一緒に競技場周辺を軽く散策していると、<br>なんじゃこりゃ！！競技場がもう1つあるじゃないですか！！</p>



<p>そう、この競技場は補助競技場です。その他の名称をサブトラック、通称「サブトラ」です。</p>



<p>ここで1つ豆知識ですが、皆さんは陸上競技場にはランクがあるのをご存知でしょうか。以下の画像をご覧ください。</p>



<blockquote class="wp-block-quote is-layout-flow wp-block-quote-is-layout-flow">
<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="456" height="433" src="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/12/image-1.png" alt="" class="wp-image-516" srcset="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/12/image-1.png 456w, https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/12/image-1-300x285.png 300w" sizes="(max-width: 456px) 100vw, 456px" /></figure>



<p>引用元：<a href="https://www.jaaf.or.jp/pdf/about/rule/2023/TAF1.pdf">https://www.jaaf.or.jp/pdf/about/rule/2023/TAF1.pdf</a>　より抜粋</p>
</blockquote>



<p>陸上競技場には第1種～第4種までの種類があり、それぞれ基準が決められています。</p>



<p>今大会は第1種陸上競技場であり、まさに県内トップのスゴい競技場だったのです。そして、第1種陸上競技場の基準の1つには、補助競技場、いわゆるサブトラは必須です。</p>



<p>このサブトラは、選手のウォーミングアップ会場として解放されています。試合と同じ環境でウォーミングアップをするため、スパイクを履いて走ったり、ハードルを飛んだりするのに必要な空間です。</p>



<p>ただ、比較的どこでもアップができる長距離ランナーの私にとって、そんなサブトラの重要性が分からず、この近い距離に陸上トラックが2つもある事に対して、「豪華だなぁ」程度にしか思いません。</p>



<p>それよりも、大人数を収容できる観客席を備えたメイントラックと、すぐ側にある控えめなサブトラ、この２つの関係性は、まるで競技場の親子のように見えるのです。</p>



<p>そして、私の地元にある唯一の陸上競技場は、サブトラとほぼ同じ規模でした。</p>



<p>地元であれだけ存在感を放っていた陸上競技場が、ここに来たら子供扱い。これまですごいと思っていたものが、どんどん覆されていく…</p>



<p>「県大会ヤべぇ…」</p>



<p>まだ1歩も走っていないのに、エントリーリストと会場の大きさに気圧されてしまう豆腐メンタルの私。</p>



<p>テンションは、会場に着いた瞬間をピークに右肩下がりのままレースの時間を迎えてしまいそうです…</p>



<h2 class="wp-block-heading">最後に</h2>



<p>サブトラから自分のベンチに帰る時も県大会の雰囲気を感じることができました。</p>



<p>これまで聞いた事のない中学校名や、中学生離れした体格の選手など、さすが県大会！と思ってしまう光景を目の当たりにしました。</p>



<p>中学1年生の私にとって、３年生はただでさえ大きく見えてしまい、さらに投擲選手であればプロレスラーと見間違えてしまうほどです。</p>



<p>どこの中学校が強いとか、そんな情報は一切知らない私でしたが、県大会の会場にいるってだけで、なんだか全員強そうに見えてしまいます。私は雰囲気に飲まれやすいタイプです。</p>



<p>競技場周辺のいたるところに各中学校のベンチが作られ、参加している学校数の多さに驚きながら見ていると、こんな光景も見られました。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="291" height="159" src="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/12/image-2.png" alt="" class="wp-image-520"/></figure>



<p>そう、県大会出場者がたった1人の学校だったのです。</p>



<p>チームスポーツでも無ければ団体戦もない、個人スポーツならではの光景です。</p>



<p>あまり陸上部に力を入れていない学校でも、個人の能力が高ければ県大会に出れてしまいます。とはいえ地方の学校であれば1人で参加することになるのです。</p>



<p>もちろん引率の先生も来てるでしょうが、中学生1人で大会への参加は寂しいだろうなと思いました。</p>



<p>そう思うと、私の中学校から10人程参加しているのは多い方ですね。4×100mリレーチームが出場していることも大きいでしょう。</p>



<p>競技場近くに中学校がある陸上部は、応援も兼ねて全員で参加していることもあり、巨大なスペースで賑やかに過ごしている学校もありました。</p>



<p>そんな中たった1人で佇む学生を見た時、同じ長距離から2人もの先輩が県大会に出場していることがとても頼もしく、有難くも感じました。</p>
<p>Copyright &copy; 2025 <a href="https://runners-aidstation.com">ランナーたちの給水所</a> All Rights Reserved.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://runners-aidstation.com/memory-18/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">509</post-id>	</item>
		<item>
		<title>長距離ランナーあるある「ボールぶつけられがち」</title>
		<link>https://runners-aidstation.com/memory-17/</link>
					<comments>https://runners-aidstation.com/memory-17/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[所長]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 03 Nov 2024 00:40:36 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[【思い出話】]]></category>
		<category><![CDATA[マラソン]]></category>
		<category><![CDATA[長距離ランナーの思い出]]></category>
		<category><![CDATA[陸上競技]]></category>
		<category><![CDATA[駅伝]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://runners-aidstation.com/?p=496</guid>

					<description><![CDATA[学生時代に長距離走をやっていて、他の部活からボールをぶつけられたことがある人は多いでしょう。 多くの部活動が行われるグラウンドを走るため、幾度となくボールの脅威にさらされます。 これも長距離ランナーと ... <p>Copyright &copy; 2025 <a href="https://runners-aidstation.com">ランナーたちの給水所</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>学生時代に長距離走をやっていて、他の部活からボールをぶつけられたことがある人は多いでしょう。</p>



<p>多くの部活動が行われるグラウンドを走るため、幾度となくボールの脅威にさらされます。</p>



<p>これも長距離ランナーとして成長するための通過儀礼と言えるでしょう。</p>



<p>競技歴の長いランナーはボールの1つや2つはぶつけられて当然です。</p>



<p>私の中学校時代もグラウンドの外周を走っていると様々な部活の横を通り過ぎるため、いろんなボールが飛んできました。</p>



<p>ただ、３年間グラウンドを走り続ける中で、ボールが飛んできやすい部活、そうでない部活があることが分かりました。</p>



<p>今回は長距離ランナーあるあるの１つ、「ボールぶつけられがち」をさらに深掘りして、<strong>「どの部活のボールがぶつけられやすいか」ベスト3</strong>をランキングにしてご紹介したいと思います。</p>



<p>私の過ごした中学校での経験を元に書いていますので、中学校のグラウンドの形によっては大きく異なる場合もありますが、ぜひご覧ください。</p>



<h2 class="wp-block-heading">第３位</h2>



<p>早速ランキング発表です。</p>



<p>第3位は「野球」です！</p>



<p>野球と言えば、ボールがよく飛んで来るイメージがあるのでは無いでしょうか。</p>



<p>打球は飛距離も出るし、あらぬ方向にファールボールが飛んでくることもあります。<br>野球ボールは当たったら痛く危険なので、よくぶつけられるのでは？　もっと上位でも良いのでは？　と思うかもしれません。</p>



<p>逆に危険だからこそ、その危険を取り除くために学校のグラウンドは野球中心に作られている場合が多いのです。</p>



<p>打球が外に飛んでいかないように外野にはネットが張られていますし、キャッチャー裏にはしっかりとファールボール対策でフェンスも設置されており、極力野球ボールが変な方向に飛んでいかないように作られています。</p>



<p>それもあってか、私たちがグラウンドをランニングしていても野球ボールが飛んでくることはあまりありませんでした。</p>



<p>しっかりネットやフェンスで対策されていると言っても、野球部の横を走っているとボールが飛んでくることはあります。<br>ファールボールと、送球が大きく逸れた時です。</p>



<p>ただ、どちらの場合でもランニング中の脅威とはなりませんでした。</p>



<p>というのも、うちの中学校は野球部のグラウンドとランニングコースは若干の距離が確保されており、届くまでにボールの勢いが弱まっていました。</p>



<p>加えて、幸いなことに？うちの野球部はあまり強くありません。</p>



<p>ファールボールはたまに飛んできますが、鋭い打球が飛んでくることは少なく、大暴投の送球も我々の元に届くまでに大きく失速していました。</p>



<p>伸びのある打球、矢のような送球とは縁遠い野球部だったのです。</p>



<p>野球部としては問題ですが、グラウンドの周りを走っている長距離部員からすればランニング中に野球ボールが当たっても大したことはありません。</p>



<p>ということで、野球は第３位となりました！</p>



<p>直接ぶつけられることは少なかったですが、野球ボールはランニングコースに落ちている時の方が危険です。</p>



<p>特に集団後方で走っている時は、小さな野球ボールを視認することが難しく、踏んでしまうと捻挫や転倒の危険があります。</p>



<p>コース上の野球ボールには十分注意しましょう！</p>



<h2 class="wp-block-heading">第２位</h2>



<p>続いて第２位の発表です。</p>



<p>次にボールが飛んできやすい部活はテニス部です！</p>



<p>これは、私の中学校のグラウンドの形が大きく影響しているかもしれません。</p>



<p>というのも、テニスコートのすぐ後ろがランニングコースとなっているからです。</p>



<p>テニスコートが４面ほどあり、そのすぐ後ろを走るので、多少ボールが逸れると私たちの方に向かって飛んできます。</p>



<p>そして、うちのテニス部はとてもゆるゆるです。</p>



<p>ゆるゆるテニス部はラリーがあまり続きません。</p>



<p>コートを大きく飛び越える大飛球がたびたび飛んできては、ランナーの横をボールが通り過ぎます。</p>



<p>ラリーポイント制のテニス競技でラリーが続かないのはやや問題ですが、長距離部員にとっては有難い一面もあります。</p>



<p>テニス部員の人たちは、私たちランナー集団がテニスコートに近づくと、<br>「ランナー注意！！」と掛け声をしてくれるのです。</p>



<p>ラリーが続いていないと、私たちが通り過ぎるまで練習を一時中断してくれます。これは有難い！！</p>



<p>とはいえ、大飛球が飛んでくることもあれば、ラリー中は必死に打ち合っているので、当然ボールが飛んでくることも。</p>



<p>ランニングコースが近いため、ボールがダイレクトに当たることも少なくありません。</p>



<p>しかし、うちのテニス部はソフトテニスです。</p>



<p>ソフトテニスのボールって柔らかくて当たったところで全然痛くないんですよね。だからこそフェンス等で防いでいないこともあるのですが。</p>



<p>ぶつけられてもランニングに全く影響なく、集中していたら「何か当たったか…<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/16.0.1/72x72/2049.png" alt="⁉" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" />」程度です。</p>



<p>ボールがコースに落ちていることはありますが、踏んでもボールがつぶれるので捻挫の心配も野球ボールほどではありません。(充分注意する必要はありますが)</p>



<p>ランニングへの影響は大きくないですが、ボールは野球部よりもぶつけられやすいので第２位となりました！</p>



<p>ただ、ボール以上に危険なことがあります。</p>



<p>ランニングコースと近いこともあって、ボールを追いかけることに夢中になったテニス部員がランニングコースに急に出てくることが非常に危険でした。</p>



<p>忘れもしない中学１年生の頃、集団走でグラウンドを走っていると、同じクラスメイトの子がボールを追いかけて急にコース上に出てきたことがありました。</p>



<p>集団の先頭にいる先輩は避け切れず、「どけーーー！！」と大声を出しながら手で突き飛ばしました。</p>



<p>すると同級生は2,3回転してランニングコース外に吹っ飛んでいったのです。</p>



<p>幸い怪我は無かったものの、ぽっちゃり体型の同級生があんなにも軽々と吹っ飛んだことが衝撃で、ランナーとの接触がいかに危険かを目の当たりにしました。</p>



<p>衝突後も練習は続いており、その場で同級生に声を掛けることもできず、「ごめん…！！」と心の中で思いながら走り去りました。</p>



<p>次の周回で元気にしてる同級生を見てホッとしましたね。ぽっちゃりが衝撃をやわらげたのでしょうか。</p>



<h2 class="wp-block-heading">第１位</h2>



<p>堂々の第１位はサッカー部です！もうね、ぶっちぎりですよ。</p>



<p>これまでサッカーボールの脅威にどれだけさらされたか分かりません。</p>



<p>１位となった理由はいろいろありますが、まず言えるのは足でボールを扱うということです。</p>



<p>野球の送球もテニスのラリーも、たまにボールが逸れることはあるものの、手を使っているので狙ったところへボールを届けるという点で精度は比較的高めです。</p>



<p>一方、足を使うサッカーは手で扱う球技に比べて精度は大きく下がります。サッカーグラウンド内から大きく飛び越えることもしばしばです。</p>



<p>このため、サッカーボールがグラウンド外に飛び出すことが多かったですね。</p>



<p>加えて、もう一つ言えるのはボールの大きさです。</p>



<p>野球ボール、テニスボールと比較しても、サッカーボールの大きさは一目瞭然です。</p>



<p>球技の中では、バレーボールやバスケットボールも大きさでは同じくらいですが、どちらも体育館の競技です。</p>



<p>つまり、屋外の球技ではサッカーボールが一番大きく、当たりやすさNO.1です。（ラグビーボールも大きいですが、うちの中学校ではありませんでした）</p>



<p>これら精度の低さとボールの大きさという球技の特徴に加え、うちの中学校特有の環境がさらに追い打ちをかけます。</p>



<p>なんと困ったことにうちのサッカー部はそこそこ強いのです。</p>



<p>キック力は抜群で、当たったらただでは済みません。テニス部のようにノーダメージとはいかないのです。</p>



<p>しかも、サッカーコートからランニングコースまでの距離はわりと近いため、彼らのシュートがダイレクトに届く距離を走っています。</p>



<p>我々長距離部員は知らないうちにサッカー部の間合いに入っていたのです。</p>



<p>さらに言うなら、サッカー部はグラウンドを広く使う練習もあれば、コート内を分割して２か所でミニゲームを実施する場合もあります。</p>



<p>練習内容に応じてサッカーゴールの向きを変えるのです。</p>



<p>サッカーゴールの延長線上にランニングコースが配置されたなら、ボールがぶつけられる環境は全て整ったと言えるでしょう。</p>



<p>ゴールネットを揺らすため、ストライカーによって放たれた強烈なシュートは、時として我々の頬を揺らします。</p>



<p>ここで1つ、過去の恐怖体験をご紹介します。</p>



<p>２列縦隊でグラウンドの外周を走っており、私は同級生にコースの内側を譲っていました。</p>



<p>周回も重ねてやや苦しくなってきた頃、突如サッカー部から「危ない！！」の大きな声が聞こえました。</p>



<p>その声とほぼ同時で、真横にいる内側を走っていた同級生の顔面にモロにサッカーボールがぶつかってしまったのです。</p>



<p>「バチーン！」という痛々しい音が響き、涙目になって頬を押さえる同級生が視界に入ります。</p>



<p>しかし、練習が継続しているため、その場で立ち止まる事もなく、頬を赤く腫らしながらも必死に走り続ける同級生を横目に見て、<br>（外側走ってて良かった…）と思いつつ、サッカーボールの危険性を思い知りました。</p>



<p>これ以来、私たちは飛んでくるサッカーボールを「無差別魔貫光殺砲」と名づけ、サッカーコートの近くを走る時は充分気を付けるよう部員に注意を促したのです。</p>



<p>こんなことはありましたが、決してサッカーが嫌いとかサッカー部と仲が悪いとかではないんです。</p>



<p>サッカー部も必死に練習していますし、故意にぶつけた訳ではありません。ボールをぶつけた後も謝罪の言葉を掛けてくれます。</p>



<p>サッカー部に仲の良い友達もいましたし、競技は違えどお互いスポーツで活躍を目指す者同士です。</p>



<p>グラウンドが狭ければ、ボールがぶつかることもあるでしょう。これはしょうがない事故だったのです。</p>



<p>ただ１つ確実に言えることは、私とサッカーボールは決して友達になることはありませんでした。</p>



<h2 class="wp-block-heading">最後に</h2>



<p>グラウンドの外周を走ることは、他の部活との接触が増えます。</p>



<p>特に先ほどご紹介した、テニス部の近くを通る時は、テニス部員が急にコース上に入ってくることがあり非常に危険です。</p>



<p>これを防ぐため、先輩達はコース上に入りそうな部員を見つけると早めに大声を出して注意を促していました。</p>



<p>危ない！と思ったら「コースーーっ！！！」と、コースを通ることを知らせます。</p>



<p>しかし、ここはランニングコースでもあり、やや広く見ればテニスコートでもあります。</p>



<p>我が物顔でテニス部の場所を通過する長距離部員が許せなかったのでしょう、テニス部の先生が陸上部に乗り込んで来たこともありましたね。</p>



<p>「大声を出しながらテニスコートを通って、何のつもりだ！！」的な感じで怒ってました。</p>



<p>その時の先生同士の会話では、「接触を回避するための手段でしょうがなかったから、テニス部員も気をつけてね」といった内容で場は収まったと聞いています。</p>



<p>各部活が密集するグラウンドを走ることは危険も多いですね。</p>



<p>怪我をしては元も子もないので、ランナーの皆さんは人の多いところで走る時は充分お気を付けください！！</p>
<p>Copyright &copy; 2025 <a href="https://runners-aidstation.com">ランナーたちの給水所</a> All Rights Reserved.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://runners-aidstation.com/memory-17/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">496</post-id>	</item>
		<item>
		<title>長距離走は気持ち！？</title>
		<link>https://runners-aidstation.com/memory-16/</link>
					<comments>https://runners-aidstation.com/memory-16/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[所長]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 30 Jun 2024 11:21:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[【思い出話】]]></category>
		<category><![CDATA[マラソン]]></category>
		<category><![CDATA[長距離ランナーの思い出]]></category>
		<category><![CDATA[陸上競技]]></category>
		<category><![CDATA[駅伝]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://runners-aidstation.com/?p=491</guid>

					<description><![CDATA[スポーツはメンタルがとても重要と言われます。苦しくなった場面での気持ちの強さは時に勝負を大きく左右します。 特に個人スポーツである長距離走は、チームスポーツに比べても、その人の気持ちの強さに依るところ ... <p>Copyright &copy; 2025 <a href="https://runners-aidstation.com">ランナーたちの給水所</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>スポーツはメンタルがとても重要と言われます。苦しくなった場面での気持ちの強さは時に勝負を大きく左右します。<br><br>特に個人スポーツである長距離走は、チームスポーツに比べても、その人の気持ちの強さに依るところは大きいと思います。</p>



<p>長距離走は気持ちやメンタルが強調されやすいスポーツの1つたと思いますが、逆に強調され過ぎな面も否めません。</p>



<p>今回の記事は、陸上競技歴15年以上の私が中学時代にあった、印象に残っている出来事について書きたいと思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading">うちのチームの練習場所</h2>



<p>当時、中学1年生の私は1500mで県大会出場を決めており、6月の大会に向けて練習していました。</p>



<p>この日はポイント練習で、メニュー内容は1000m×3本、設定タイムは3分25秒くらいだったと思います。</p>



<p>私たちの学校裏には山が広がっています。<br>山の中の道路は人通りが少なく、アスファルトで舗装されており、私たちのポイント練習場所となっていました。</p>



<p>片道1kmの専用コースはほぼ平坦、緩やかなカーブの道路となっており、絶好のランニングコースです！</p>



<p>学校から数百メートル離れた先にこんな走りやすいコースがあったので、長距離走をやる環境としては恵まれていたと思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading">うちのチーム事情</h2>



<p>うちのチームには、この時14人メンバーがいました。内訳は3年生が6人、2年生が2人、1年生が6人です。</p>



<p>中でも3年生はレベルが高く、3000mを9分台で走れる選手が4人もいました！</p>



<p>そのうちキャプテンとエースの2人は、どちらも9分30秒を切るくらいで走ってました。</p>



<p>最近の中学生はレベルが高く、8分台ランナーもめちゃくちゃ増えてますが、この頃うちの中学校や市内では3000m9分台で走れることはそこそこ強いランナーとしての1つの指標でもありました。</p>



<p>今のレベル感はどうなんでしょうか。ちなみにこれは2010年以前のお話です。</p>



<p>練習では14人が全員一緒になって走ります。当然ながら上と下のレベル差はかなり開いてます。</p>



<p>大部分の選手にとって1000mを3分25秒というタイム設定は適切ですが、下のレベルの選手にはほぼ全力疾走となるペースです。なんなら1000mだけ走らせても達成できるか分かりません…</p>



<p>しかし、上2人の選手にとっては物足りないペースです。</p>



<p>本来はAグループBグループと2つに設定タイムを分けて練習すべきかもしれませんが、先生が1人だからそういうわけにもいきません。</p>



<p>トラックのような周回コースならまだ目が届くかもしれませんが、片道1000mのコースとなれば1グループにしなければタイムも計測出来なくなるのです。</p>



<p>中学校の練習現場では、それぞれの選手レベルに合わせた設定タイムで練習する事はなかなか難しいですね。</p>



<h2 class="wp-block-heading">ラストはフリーになりがち</h2>



<p>1000mの休憩時間であるレストは2分間ですが、下のレベルの選手は1本目から遅れる事もあります。</p>



<p>10秒遅れてゴールすれば、2本目出発するまでのレストは10秒少ない1分50秒になり休憩が短くなるので、2本目はさらに遅れてゴール、と言った具合でジリ貧状態です。</p>



<p>一方、上のレベルの選手は余裕があるので3本目は設定以上のタイムでぶっ飛ばします。3分を切るタイムで走ることも。</p>



<p>という具合なので、インターバル練習のラストはいつもフリー状態、設定タイムは関係なく、皆が全力疾走です。</p>



<p>先頭と最後の選手のタイム差は、1000mなのに1分ほど開くこともしょっちゅうでした。</p>



<p>この頃の私は市内の同級生に負ける事は無いレベルだったので、練習でも先輩を追いかけて必死に走り、チームの中では上の方でゴールしていました。</p>



<p>反対に、他の同級生達はいつもチームで下の方を占めていました。</p>



<p>仕方が無いことだと思いますが、この状態が続いている中で先生は同級生達にこう伝えます。</p>



<p>「もっと強い気持ちをもって走るんだ！まだまだ気持ちが足りない！」</p>



<p>そして先生は、先輩に着いていく私は気持ちが強いと言うのです。</p>



<p>この言葉、私は褒められてるので嫌な気分はしませんが、ずっと疑問がありました。</p>



<p>と言うのも、同級生達の中には陸上が好きで、走る事が好きだから長距離走をやっています。</p>



<p>元々走るのが得意で先生に誘われて入部した私よりも、彼らの陸上競技にかける気持ちは比べ物にならないくらい強いです。</p>



<p>そんな彼らが私より気持ちで劣っているとは思えませんでした。<br>私自身、臆病でビビりな事も自分でもよく分かっていました。</p>



<p>だからこそ私は、「本当に気持ちの差なのか？たまたま足の速さに差があっただけじゃないのか？」と思い続けていました。</p>



<p>実際、負け続けることで勝てないと思い込んだり闘争心を無くしたりと言った事はありますが、普段の練習では明らかに気持ちだけではどうにもできない差がありました。</p>



<p>気持ち以外の差を埋めるとすれば、例えばフォームを見て悪いクセを無くす、筋力の弱いところを強化する等が必要ですが、これには専門的な目が必要です。</p>



<p>元々投擲選手であるうちの顧問には正直分からなかったと思います。</p>



<p>しかも、後ろから車で追いかけてフォームなんてまともに分かりません。14人まとめて走っていれば尚更です。</p>



<p>ただ、先生は非常に熱心に私たちを指導してくれました。<br>ここ数年ではチームのレベルが1番高く、駅伝で上位を狙える選手が揃っていたからこそ、先生の気持ちも入ります。</p>



<p>これらの環境下で生徒に発破をかけるとしたら、「気持ちが足りない！」「気持ちで走れ！」と言いたくなるかもしれません。</p>



<p>長距離走あるあるですね。</p>



<h2 class="wp-block-heading">最後に</h2>



<p>こんな環境だったからこそ、私は人には情熱があるだけでは埋まらない大きな差があると思っています。</p>



<p>才能、遺伝、生まれ持った骨格など、努力だけじゃどうしようも出来ないアドバンテージを持ったランナーはたくさんいます。</p>



<p>よく世の中には、「努力は裏切らない！」的な事を言う人がいますが、私はこの言葉に否定的なんです。</p>



<p>中学校時代だからこそ私は才能ある側でしたが、これが大学・社会人まで進んでいくと、段違いの才能を持った怪物ランナーが山ほどおり、彼らは私たちを一足飛びに越えていくのです。</p>



<p>ただ、学生スポーツなら勝利至上主義になる必要もないと思っています。</p>



<p>努力したって思うようにタイムは伸びないし結果も出ない時なんて山ほどあります。むしろこっちの方が多いです。</p>



<p>それでも、粘り強さや逆境の強さなど、努力する事で培われた能力はたくさんあります。</p>



<p>だからこそ個人的には、「努力は裏切らない」ではなく、「努力は無駄にならない」と言った方が適切だと思っています。</p>



<p>とは言え、やるからには勝ちたいのが人間というものです。</p>



<p>その場合、自分の得意な事、適正を見極めなければなりません。</p>



<p>林修先生の言っていた、「正しい場所で、正しい方向で、十分な量なされた努力は裏切らない」という言葉は的を得ていて、とても私の心に残っています。</p>



<p>この言葉を知ってから自分の人生を振り返ると、私が中学生から長距離走を始めた事は、正しい場所を選択していたのだと感じます。</p>
<p>Copyright &copy; 2025 <a href="https://runners-aidstation.com">ランナーたちの給水所</a> All Rights Reserved.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://runners-aidstation.com/memory-16/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">491</post-id>	</item>
		<item>
		<title>長距離走に良い環境とは？？</title>
		<link>https://runners-aidstation.com/memory-15/</link>
					<comments>https://runners-aidstation.com/memory-15/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[所長]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 16 Jun 2024 07:55:54 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[【思い出話】]]></category>
		<category><![CDATA[【陸上競技の話】]]></category>
		<category><![CDATA[Uncategorized]]></category>
		<category><![CDATA[マラソン]]></category>
		<category><![CDATA[長距離ランナーの思い出]]></category>
		<category><![CDATA[陸上競技]]></category>
		<category><![CDATA[駅伝]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://runners-aidstation.com/?p=482</guid>

					<description><![CDATA[ランニングは環境を問わず気軽に始められるスポーツとして知られています。 では、部活動で駅伝や長距離走をやる競技者はどんな環境でも強くなれるのかと言われると、そんなことはありません。 駅伝の強豪校であれ ... <p>Copyright &copy; 2025 <a href="https://runners-aidstation.com">ランナーたちの給水所</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>ランニングは環境を問わず気軽に始められるスポーツとして知られています。</p>



<p>では、部活動で駅伝や長距離走をやる競技者はどんな環境でも強くなれるのかと言われると、そんなことはありません。</p>



<p>駅伝の強豪校であれば環境や設備も整っているでしょうが、地元の公立中学校等に進学する場合は環境が整っているかどうかは学校の立地や環境に大きく影響します。</p>



<p>じゃあ長距離走にとって必要な環境って何なのか？中学生の競技者を意識して書いた記事となります。</p>



<p>中学校から長距離走を始め、箱根駅伝、ニューイヤー駅伝を経験した陸上競技歴15年以上の私が、長距離走に必要な環境について書きたいと思います。</p>



<h2 class="wp-block-heading">ポイント練習は危険！</h2>



<p>「廊下は走るな！」と小学校時代に言われたことはありませんか。<br>歩行者との接触で怪我をさせる場合があり、走ってる人自身も壁などにぶつかって怪我をする恐れがあります。</p>



<p>走る場所によっては自分も他人も怪我の可能性があり、ランニングは危険な行為と言えるのです。</p>



<p>何よりも、スポーツをする上で一番大切なのは安全です。仕事でもそうですが。</p>



<p>つまり、怪我をしたりさせてしまうリスクが低く、安全に走れる環境が長距離走にとって必要となります。</p>



<p>ここで長距離ランナー競技者の練習サイクルについて少し触れておきます。</p>



<p>日々の練習の中でも、強度の高いポイント練習の日と、強度の低いジョグの日があります。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="467" src="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/06/image.jpg" alt="" class="wp-image-483" srcset="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/06/image.jpg 1024w, https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/06/image-300x137.jpg 300w, https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/06/image-768x350.jpg 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>上記画像は私の中学校時の練習サイクルです。</p>



<p>練習サイクルや練習内容については以下の記事で詳しく書いてますので、ご参照ください。</p>



<p><a href="https://runners-aidstation.com/memory-13/">https://runners-aidstation.com/memory-13/</a></p>



<p>ジョグは、会話が出来る程度のランニングであり、ペースもゆっくりなので、危険がないわけではありませんが、比較的安全です。</p>



<p>一方で、ポイント練習はスピードを出すため、非常に危険です。</p>



<p>インターバル練習であれば、中学生のペース設定なら1km3分20秒を切るくらいでしょうか。<br>となれば、50m9秒台であり、全力疾走に近いペースとなります。</p>



<p>この時、他人と接触すればお互い大怪我の危険がありますし、ランナーが急に避けようとする咄嗟の動きで怪我をする恐れもあります。</p>



<p>ポイント練習は競技力向上のために欠かせない大切な練習ですが、環境を間違えば非常に危険です。</p>



<p>つまり、ポイント練習を安全に出来る環境があれば、長距離ランナーにとって良い環境と言えるのです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">長距離走にとって良い環境とは？</h2>



<p>具体的にポイント練習を安全に出来る環境について書いていきます。</p>



<p>ぶっちゃけ陸上競技場で練習出来れば1番良いんです。</p>



<p>しかし、そんな環境はなかなかありません。<br>そもそも近くに競技場が無かったり、競技場の使用にはお金もかかったりで、公立中学校では競技場を使える環境は多くありません。</p>



<p>学校のグラウンドで練習ができれば良いですが、様々な部活動が行われている学校では、グラウンドは生徒で溢れかえっています。</p>



<p>こんなところでポイント練習をすれば、危険なのはもちろん、陸上部が嫌われてしまいそうです…</p>



<p>中にはグラウンドに周回走路のある学校もあるでしょう。</p>



<p>長距離走のインターバル練習では、300ｍ、400m、1000ｍのインターバル練習をよく行います。</p>



<p>大きなグラウンドなら400ｍ以上の周回距離が取れるかもしれませんが、スピードを出す練習では急カーブはとても危険です。</p>



<p>特に鋭角に曲がる急カーブでは集団で走っていると転倒もしやすく、他の選手も巻き込まれる可能性もあります。</p>



<p>また、集団で走る場合はある程度コースの幅も必要となります。</p>



<p>そう考えると、ポイント練習に適したグラウンドがある学校は多くありません。</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="782" height="571" src="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/06/image.png" alt="" class="wp-image-484" srcset="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/06/image.png 782w, https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/06/image-300x219.png 300w, https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/06/image-768x561.png 768w" sizes="(max-width: 782px) 100vw, 782px" /></figure>



<p>となれば、学校周辺に適したコースがあれば良いのです！</p>



<p>しかし、外には外で危険がいっぱいです。</p>



<p>住宅街なんて走っていたら車や人が急に飛び出してきますし、信号があれば止まらなければなりません。</p>



<p>また、あまりにもアップダウンがキツすぎると、筋力アップには効果的ですが、心肺機能の強化が目的であれば不向きです。<br>コースには、ある程度平坦であることが求められます。</p>



<p>となれば、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>人や車通りが少ない</li>



<li>急なカーブがない</li>



<li>コース幅が広い</li>



<li>交差点や信号などがない</li>



<li>ある程度平坦なコース</li>
</ul>



<p>以上の環境が揃っているコースがあれば、長距離走向きの良い環境です。なかなか難しいですね…</p>



<h2 class="wp-block-heading">こんな場所なら走りやすい！</h2>



<p>私は昔、人口が多ければ多いほどその地区の競技レベルは高いだろうと思っていました。</p>



<p>もちろん、正解ではあります。国家レベルでみても、人口の多い国は競技レベルも高いです。</p>



<p>これを日本に当てはめると、東京が1番強いはずですが、現実はそうではありません。</p>



<p>昔はなんでかなと思ってましたが、東京は人が多すぎて走れる環境がなかなかありません。</p>



<p>都内の実業団や大学は陸上トラックで練習できたりしますが、中学・高校では頻繁に使えるわけではありません。</p>



<p>都内を歩いていると、ビル群の中に囲まれた小さな校庭の中学校や高校を見つけます。</p>



<p>都会の学校は羨ましいと感じつつも、この学校は長距離や駅伝はやって無いのかな、と私は思ってしまいます…</p>



<p>逆にド田舎なら走り放題です！！</p>



<p>信号も無ければ人も車もありません。<br><br>しかし、こんなところでは学校の生徒数が少なそうで、駅伝メンバーを組むのに苦労しそうです…</p>



<p>バランスが難しいですね。</p>



<p>強豪校なら辺鄙な場所でも優秀な選手が集まりますが、そうでなければ選手はなかなか集まりません。</p>



<p>じゃあどんなところが良いのか？</p>



<p>個人的に良いと思うのが、そこそこ都市部の学校であり、かつ学校の近くに<span class="st-mymarker-s">大きな公園</span>や<span class="st-mymarker-s">河川敷</span>があるのが走りやすいと思います！</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="640" height="426" src="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/06/河川敷.jpg" alt="" class="wp-image-485" srcset="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/06/河川敷.jpg 640w, https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/06/河川敷-300x200.jpg 300w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /></figure>



<p>大きな公園ならランニングコースがある場合が多く、ポイント練習も難なくできますし、河川敷は平地で走りやすい場所も多いです。</p>



<p>その他にも車通りの少ない道路が学校近くにあれば走りやすいですね！</p>



<p>私はこんな目で道路やコースを見ることが多く、ポイント練習に適した良いコースを見つけると、「ここは走りやすそう」とか「あのアップダウン邪魔だな。」とか考えてしまいます。</p>



<p>これも職業病でしょうか。</p>



<h2 class="wp-block-heading">私の育った中学校は</h2>



<p>では私の中学校はどんな環境だったのか。</p>



<p>実は、とても走るのに適した学校だったんです！！</p>



<p>私の住んでいたところは、山を切り開いた住宅地となっており、住宅街の端っこに中学校はありました。</p>



<p>つまり、学校のすぐ裏には山が広がっていたのです。</p>



<p>当時、全校生徒は700人以上おり、市内の中学校では一番生徒数もいたんじゃないかと思います。</p>



<p>ジョグの日は、基本的に校内のグラウンドにあるランニングコースで走りましたが、ポイント練習となると学校のすぐ裏の山へ行っては走っていました。</p>



<p>裏山のコースは、<strong>アスファルトで舗装されており、車通りも少ない一本道で、片道1000mならほぼアップダウンの無いコースを取ることができました。</strong></p>



<p>今思えば、こんな環境なかなか無いと思います。</p>



<p>その道は山奥へと続いており、適度なアップダウンもあるため、ロングジョグにも最適なコースとなっていました。</p>



<p>陸上部入部後初練習はこのコースでした。（以下の記事をご参照ください。）</p>



<p><a href="https://runners-aidstation.com/memory-5/">https://runners-aidstation.com/memory-5/</a></p>



<p>しかも山を切り開いた住宅地ということもあって、起伏がある場所も多く、坂ダッシュもやり放題でした！</p>



<p>私は上り坂が非常に苦手でホントに嫌でしたが、短距離選手の中には良い感じの上り坂を見ると、無性にダッシュしたくなる変態がいたりするんですよね。</p>



<p>市内には陸上競技場もあったので、定期的に陸上競技場で練習をすることもできました。</p>



<p>今思うと、非常に恵まれた環境で走ることが出来たのだと感じます。</p>



<h2 class="wp-block-heading">最後に</h2>



<p>ポイント練習ができる環境は大切だと書いてきましたが、それだけでは無いと感じることがあります。</p>



<p>極端に北や南に行くと、気候の問題も出てきます。</p>



<p>北海道や豪雪地帯は、冬場になると走るどころじゃなくなります。</p>



<p>沖縄は夏場めちゃくちゃ暑いわけでは無いですが、涼しい日が少ないと練習に影響も出ます。</p>



<p>台風も多く、雨風の強い日が多ければ練習も予定通りに進めることも難しいかもしれません。</p>



<p>北海道の選手で、雪の影響でなかなか練習が出来ず、春先のトラックシーズンに影響するなんて選手の話も聞いたりします。</p>



<p>また、日本の夏は高温多湿で、走るには危険な日もありますよね。</p>



<p>夏場の天気予報で「屋外の運動は控えてください！」と言っている横で、走りに行くなんて日もよくありました。この時は走り出すのがホント憂鬱になります…</p>



<p>何でもかんでも環境のせいにしてはいけませんが、やはり環境は良いに越したことはないですね。</p>
<p>Copyright &copy; 2025 <a href="https://runners-aidstation.com">ランナーたちの給水所</a> All Rights Reserved.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://runners-aidstation.com/memory-15/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">482</post-id>	</item>
		<item>
		<title>中学校陸上部の実情</title>
		<link>https://runners-aidstation.com/memory-14/</link>
					<comments>https://runners-aidstation.com/memory-14/#respond</comments>
		
		<dc:creator><![CDATA[所長]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 02 Jun 2024 12:47:24 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[【思い出話】]]></category>
		<category><![CDATA[マラソン]]></category>
		<category><![CDATA[長距離ランナーの思い出]]></category>
		<category><![CDATA[陸上競技]]></category>
		<category><![CDATA[駅伝]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://runners-aidstation.com/?p=474</guid>

					<description><![CDATA[この記事では、陸上競技歴15年以上、箱根駅伝やニューイヤー駅伝を経験した私が、中学校の陸上部入部当初、日常の練習の中で感じていた事や今になって思うことを書いています。 前提として、長距離ランナーの練習 ... <p>Copyright &copy; 2025 <a href="https://runners-aidstation.com">ランナーたちの給水所</a> All Rights Reserved.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p>この記事では、陸上競技歴15年以上、箱根駅伝やニューイヤー駅伝を経験した私が、中学校の陸上部入部当初、日常の練習の中で感じていた事や今になって思うことを書いています。</p>



<p>前提として、長距離ランナーの練習スケジュールはジョグとポイント練習という軽めの練習とハードな練習の組み合わせで競技力を上げていきます。<br>当時のスケジュールはこんな感じ↓</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="1024" height="470" src="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/04/image.png" alt="" class="wp-image-459" srcset="https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/04/image.png 1024w, https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/04/image-300x138.png 300w, https://runners-aidstation.com/wp-content/uploads/2024/04/image-768x353.png 768w" sizes="(max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p>練習スケジュールに関する記事はこちらをご参考ください。</p>



<p><a href="https://runners-aidstation.com/memory-13/">https://runners-aidstation.com/memory-13/</a></p>



<p>マラソンや駅伝、長距離走が好きな人には共感してもらえる部分が多いのではと思うので、ぜひご覧ください！</p>



<p>ちなみに2010年以前のお話です。</p>



<h2 class="wp-block-heading">やらされる練習</h2>



<p>言われてからやるのではなく、自分で考えて動け！みたいなことをよく言われますよね。</p>



<p>ただ、陸上を始めた直後です。右も左も分かりません。</p>



<p>当然ながら、長距離走にとって必要な能力なんてな〜んにも知りません</p>



<p>最大酸素摂取量もLT値も、ランニングによって毛細血管が発達する事もさっぱりです。</p>



<p>というか、当時の私に話したところで理解できたとは思いませんし必要だったともあまり思いませんが。</p>



<p>最近の中学校では、どのくらい練習の意図や目的を伝えてるのでしょうか。</p>



<p>そして、日々の部活動では、先生に当日の練習メニューを伝えられ、走る、そんな日々でした。</p>



<p>学校によっては、1週間程度の練習メニューを前もって伝えるところもあるかもしれませんが、私の中学校では当日の部活動時間になって練習内容が伝えられる形式です。</p>



<p>そんな陸上競技初心者である私が日々の練習で漠然と分かっていた事は、<strong>しんどい練習と軽めの練習が交互にやってくる事でした。</strong></p>



<p>「今日のしんどい練習が終われば、明日は軽めだ！」とか、「今日は軽めだから明日はしんどそうだな…」とか、そんな気分で毎日を過ごしていました。</p>



<p>当時の私にとっては、当日の練習内容よりも、<strong>何時に家に帰れるか</strong>の方がずっと気になっていました。</p>



<p>というのも、ポイント練習はジョグの日に比べで練習量が多く、時間もかかります。</p>



<p>ポイント練習の前後にウォーミングアップとクールダウンで走ります。</p>



<p>うちの中学生では、だいたいウォーミングアップは15～20分程度のランニング、クールダウンも同じくらいです。中学生ならどこでもだいたいこんなものでしょうか？</p>



<p>つまり、ウォーミングアップとクールダウン合わせて30分以上は走っています。これだけでもう、ジョグの日くらい走っているんです。</p>



<p>加えてメインのポイント練習となるので、ポイント練習日はジョグの日と比べて<strong>1時間弱も帰宅時間が遅くなる</strong>のです。</p>



<p>そして中学校は<strong>下校時間が決まっていました</strong>。</p>



<p>ポイント練習の日は下校時間ギリギリで、クールダウンのジョグも早々に切り上げ、荷物だけ持ってとりあえず校門から出ていくなんて日もありました。</p>



<p>私には、家が近所で同じ陸上部で短距離走をしている友人の南くんがいました。<br>同じ陸上部という事もあり、毎日一緒に下校していましたが、ポイント練習日には待たせてしまう事も多くありました。</p>



<p>それでも一緒に帰ってくれていた南くんにはホント感謝です<img src="https://s.w.org/images/core/emoji/16.0.1/72x72/2728.png" alt="✨" class="wp-smiley" style="height: 1em; max-height: 1em;" /></p>



<p>あとは早く帰ってテレビがみたい、それだけです。<br>「今日はおじゃる丸は見れそうだ」、「天才テレビくん始まってるかな」、練習メニューを言われてからはそんな事ばかり考えていました。</p>



<p>なので、当時の私は練習の意図なんてさっぱり考えず、ただなんとなくしんどい日と早く帰れる日があるな～程度に日々を過ごしていました。</p>



<h2 class="wp-block-heading">長距離走未経験の先生</h2>



<p>しかし、今思えば顧問の先生がどこまで長距離走について理解していたかも分かりません。</p>



<p>というのも、私の陸上部顧問の先生は元々陸上競技の投擲選手だったのです。明らかに長距離ランナーらしからぬゴリゴリ体型だったので何となく分かっていましたが。</p>



<p>どうやら過去の話を聞いていると、「元々陸上選手(投擲)なんだから、陸上部の顧問よろしく！」<br>てな感じで陸上部の顧問になったそうです。</p>



<p>短距離の顧問はすでにいたので、長距離と投擲を指導することになったそうです。私の中学校陸上部の先生は２名体制でした。</p>



<p>公立中学校の部活顧問なんてこんな決まり方だと思います。競技に精通している先生の方が少ないでしょう。</p>



<p>しかし有難いことに、うちの地区では、各中学校の陸上部員が集まる練習会が定期的に行われていました。</p>



<p>そこで長距離走に詳しい別の先生から、うちの顧問の先生が練習の組み立て方などを教えてもらい、それを基に私たちの練習メニューが決まっていたのです。</p>



<p>そんな事もあり、先生は長距離走をあまり詳しく無いながらも私たちを精一杯指導してくれました。</p>



<p>実際に中学校時代、タイムを伸ばし続けることができたのも、先生がいてくれたからこそです。</p>



<h2 class="wp-block-heading">頭からっぽで走る</h2>



<p>このような感じで、私の陸上人生はスタートしました。</p>



<p>毎日先生から言われた練習を、時には楽しく、時には先輩たちに必死で食らいつきながら走り続けていました。</p>



<p>もちろん、前もってスケジュールを伝える事で気持ちの準備も出来ますし、目的を持って練習に取り組む事は非常に重要な事です。自分なりに練習の意図を考えながら走る事も大切です。</p>



<p>一方で、どこかの先生がこんな事も言ってました。</p>



<p><strong>「頭空っぽにして走った方が、体が軽くなって走れるんや！」</strong></p>



<p>物理的に体が軽くなるかは置いといて、あながち間違ってはいない言葉だと思っています。</p>



<p>練習の目的を伝えたり、栄養・睡眠・体や筋肉の事を教えるのはもちろん大切ですが、あまり詰め込み過ぎるのも正しいと思いません。</p>



<p>専門的過ぎることを伝えても難しくて余計なことを考えてしまいがち、どこまで中学生が理解できるか分かりません。</p>



<p>それよりもただ速い先輩に必死に食らいつく方がランナーとして大きく成長出来る事が多いと個人的に感じます。</p>



<p>そして、必死に食らいついてる時はいつも頭空っぽで、離されないことだけに集中している状態です。なんにも考えていません。</p>



<p>この頭空っぽ状態の走りは、無駄な考えはもちろん、無駄な力みも取ってくれてフォームが洗練される感覚があります。</p>



<p>ロスのない動きで、非常にランニングエコノミーの高い走りを引き出してくれます。</p>



<p>通常のジョグでは発揮されない、必死に食らいつくことだけに集中した時にだけ発揮されるこの走り、いつも練習や試合で同じ動きが引き出せる保証は無いのですが、発動条件はいつも頭空っぽ時でした。</p>



<p>この感覚は中学生の頃には度々感じていました。</p>



<p>決して勉強する事がダメな事ではありません。</p>



<p><strong>普段は勉強して得た知識を基に日々を過ごし、必死に走る時やポイント練習時は頭空っぽにして、ただ走ることに集中することが重要だと私は感じます。</strong></p>



<p>ちなみに私の中学時代、必死に走る時だけでなく、日常生活でも頭空っぽにして過ごしていました。<br>先述の言葉が正しければ体の軽量化には成功していたはずなんですが、あまり効果はありませんでした。</p>
<p>Copyright &copy; 2025 <a href="https://runners-aidstation.com">ランナーたちの給水所</a> All Rights Reserved.</p>]]></content:encoded>
					
					<wfw:commentRss>https://runners-aidstation.com/memory-14/feed/</wfw:commentRss>
			<slash:comments>0</slash:comments>
		
		
		<post-id xmlns="com-wordpress:feed-additions:1">474</post-id>	</item>
	</channel>
</rss>
